断捨離の効用

断捨離はめんどうではあるが、いざ取りかかると、乗ってくるものだ。
昔書いた原稿やら仕事の資料やら、膨大な量の書類を仕分けして、
ゴミ袋にぼんぼん放り込んでいると、
だんだんある種の快感が湧き上がってくる。
モノを捨てるというのは、じつに気持ちがいい。
頭のなかの雑念やムダなこだわりも一緒になくなって、
精神が浄化されていくような気がする。
なんでこんなモノを後生大事に持っていたのか?と
不思議に思うことしばし。
古い上着よさようなら、さみしい夢よさようなら――だ(古っw)。


空間的には、余計なものがなくなって部屋がすっかり広くなった感じがする。
なにがどこにあるのかわかって、頭がスッキリした。
この年になると、本当に必要なものって少ないんだなあと、

しみじみ実感できる。
さらには、なんだか空間を持て余している気がして、これなら、もっと
狭い部屋へ移ってもいいんじゃないか?などとふと考えた。
鴨長明のように、ごくごく小さな庵で暮らす……というチョイスも
ありだなあ、と思ったりする。
ま、いまでも十分狭いんだけど(^_^;)