綱渡り師

ツタヤのレンタルDVDで「マン・オン・ワイヤー」を見る。
先日見た「ザ・ウォーク」の元ネタになった映画で、2008年のアカデミーの長編ドキュメンタリー賞ほか、世界でたくさんの賞を獲っている。


再現ドラマの形式で、時折本人たちの撮った映像が入る。
当たり前だが「ザ・ウォーク」そのまんまの印象で、なかなか面白かった。
映画ではかなり割愛されていたが、大道芸人フィリップ・プティは、あの地上400メートル以上という高さのワイヤーの上に45分間いて、ビルの間を8往復したと言う。
信じられない平衡感覚と反射神経だ。私なら200回くらい落ちていただろう。いやそもそも、そんなとこに立てないか。


結局、「冒険のない人生はつまらない」というのが本人の動機だったわけだが、やっぱり山男の気持ちが分からないのと同じで、このヒトの気持ちはさっぱり分からなかった。


さて、自転車で西荻逍遥の冒険に出るとするか……(^_^;)