派手さ

ツタヤのレンタルDVDで、「レジェンド 狂気の美学」を見る。
60年代のロンドンを舞台に、実在した双子のギャングの盛衰を描くドラマだ。
これは、ひたすらトム・ハーディのひとり二役を見る映画だった。
話は既視感のあるもので、演出もメリハリがないが、とにかくいまが盛りの注目株、トム君を見ているだけで引き込まれてしまった。
まったく性格の違う双子を、声質も変えて演じ分けてみせるトム君、うまいっ!


ちょっと前に見た「オン・ザ・ハイウェイ その夜、86分」という映画も、
ある意味すごかった。なにしろ、トム君がクルマを運転しながら、ひたすらケータイで喋るだけ……というシンプルな設定なのに、
きっちり最後まで惹きつけるのだ。


まあ派手さはないが(ハーディだけに)、とにかく目を惹きつける役者であることは間違いない。
これからは、トム君といえばクルーズではなく、ハーディだ。
これからも楽しみにしてるよ、トム君!