夜に生きる

ツタヤの高すぎ新作レンタルで、「夜に生きる」(ベン・アフレック監督)を見る。
数年前の日記を振り返ると、「原作は無類に面白かったので映画化も期待したいが、唯一の懸念はベン・アフレックの主演ということだ」と書いていた。


その懸念は、残念ながら当たっていた。
やっぱりベン君がこの映画のストッパーになっている感じだ。
ワルにしては人が良さそうに見えるし、そもそも俳優としては眼ぢからが弱いんだよな〜。


そもそもこの種のギャング映画を、いま観客が見たいと思っているのかも、けっこう疑問ではある。
さほどヒットしなかったのは、新味があまり感じられなかったからだろう。


でも、ベン君の演出力はやっぱり確かなものだ。
毎回言ってるような気がするが、その間延びした顔は出さず、「演出に生きる」に徹して、第二のイーストウッドをめざして欲しいものだ(^_^;)