王の部下?

ツタヤの高すぎ新作で「キングスマン・ゴールデンサークル」見る。
はちゃめちゃなキャラとアクションが面白かった前作に続き、今回もなかなか楽しめる作品になっていた。
前作で死んだはずのコリン・ファースが蘇って大活躍するのだが、これに文句を言うのは野暮というものだ。
だって、主演の若造(タロン・エガートン)だけじゃ客は呼べないぞ!……と判断するのが、まっとうなプロデューサーの感覚というものだろう(^_^;)
高級英国製スーツを着て戦うのが一貫したスタイルらしいので、ここはやはり英国紳士の代表ということで、コリン・ファースは欠かせないだろう。
なにしろ国王まで演じた人だもの。


昔の日本映画なら、じつは死んだ男にはそっくりの弟がいた!――とかいって、また登場させるわけだが(「悪名」とかw)、いまどきの映画は、その方法がさすがに凝っている。ていうか、やっぱり荒唐無稽だけど。
まあともかく、新たな登場人物の参加もあり、シリーズ化を狙っている魂胆がありあり。
新たな007的鉱脈として、今後も有望ではあるまいか。


個人的にツボだったのは、麻薬王ジュリアン・ムーアの「砂糖は麻薬の8倍の中毒性があるのよ」というセリフ。
糖質制限しつつも、甘いものへの誘惑になかなか打ち勝てない私としては、そうだよなとついにんまりしてしまった。