インターフェース

ブルーレイレコーダーなるものを導入してみた。最近は値段もこなれてきて、安すぎて買う気が起きないくらいだったが、ハイビジョンを見慣れた目には、これも必要かなと。
ついでにケーブルテレビのチューナーも新しいのに替えてもらった。
このツープラトン攻撃の結果、画質が大幅に向上。これまでが淡白なイワシだったとすれば、たっぷり脂の乗った大トロの味わいだ。


チューナーとレコーダーをLAN接続することにより、放送画質での録画が可能になった。
さっそく映画やらバラエティやらを録画してみたが、まさに茫然とするぐらいの高画質。放送とまったく区別がつかない。
かつてテープ代(これも死語?)をケチって、ボケボケのVHS3倍モードで録画していた時代がウソのようだ。
いいのかこれで! いやいいんだけど。


変わったのは、録画に対する意識だろう。VHS、8ミリ、DVDと録っちゃ〜捨て録っちゃ〜捨てしていた苦い経験から、もうこんなことはやめよう!と、しみじみ思った。
そもそもずっと録っておきたい映画は少ないし、見ようと思えばいろいろなメディアで見られるわけだし。
というわけで、基本的に録ったものはすぐ消すことにした。
せっかく最高画質で録ったものをあっさり消すのは残念な気もするが、ある意味すごい快感でもある。消すたびに断捨離している気分になる(^_^;)。


しかし、いいことずくめでもない。
チューナーとレコーダーのリモコンのボタン配置が、ほぼ正反対なのだ。チューナーは決定ボタンや青・赤・緑・黄のボタンが上に、チャンネルボタンが下にあるのだが、レコーダーはまったく逆。
リモコンを持ち替えると、いつもなにか操作を間違えてイライラする。
同じようにイライラしている人(年寄り?w)は多いのではないか。
レイアウトを業界で統一し、アップル製品みたいに、直感的に操作できるインターフェースを工夫してもらいたいものだ。
まったくこういう分野は、日本はダメだなあ……ヽ(`Д´)ノプンプン


ちなみに、自分でできるセミアップル化(?)として、リモコンの主要部分にはマジックテープを貼っている。レコーダーなら再生ボタンに貼る。再生ボタンをホームポジションとして、早送りや停止は手探りで操作できるわけだ。
昔これを思いついたとき、「オレって天才!?」と思った。


まあ昔のリモコンはボタンも少なかったからそれでいいのだが、最近のは機能の数に比例して、もうボタンだらけだ。無秩序に並んでいるとしか思えない。
マジックテープも1つや2つではおっつかず、チューナーには4つも貼っている。
時々なんのボタンかわからず、リモコンに目をやることもしばし……ナンノコッチャ(^_^;)