またまた電アシ

電アシは、どんな坂でも登れる。
漕ぎ手は坂という束縛から解放される。
行けないところはない、という事実は、軟弱な私にも、絶大な自信?と余裕をもたらしてくれた。


いつも通っている図書館は、途中にけっこうなアップダウンがあるので、行く気にならない時がある。いまはそれを全然気にしなくていい。
むしろ、坂をグングン登っていくのが楽しい。


ご近所の探索にも便利だ。急な坂の向こうはどうなっているのか?と冒険心にかられても、これまでは行く気がしなかった。
かりに行ったとしても、大したものが見当たらないときなんぞ、時間と労力を損した気分になったものだ。
いまはいともカンタンに坂に突入できるし、その先になにも戦果がなかったとしても、腹も立たない。
最近の楽しみは、地図で「◯◯坂」とか「◯◯台」と記された所を探すことだったりする(^_^;)
すっかり坂バカになってしまった。


大した用でもないのに出かけるとき、あるいは出先で用事を思い出してさらに遠い所へ行くときなんかでも、うんざりすることはなくなった。
要するに、自転車を漕ぐという運動が負担でなく、楽しくなったわけだ。


昔、はじめて原付バイクを買ったとき、好きなときに好きな場所に行けるという自由が新鮮に感じられた。いま、しみじみ同じことを感じている。


いまの私なら言える。
電アシさえあれば、たとえ多摩丘陵に引っ越してもOK!だと(行かないけどw)