電アシからニッポンを考える?

電アシに乗ってから、考えることは多い。
たとえば高齢化の問題だ。
多くの高齢者がクルマをやめて電アシを使えば、経済面、健康面でかなりプラスになると思う。
クルマは満タンにすると5000円前後かかると思うが、電アシを満充電してもわずか約2〜18円だ(パナソニックのデータ)。
坂を気にせず外出できるから精神的にもいいし、基本的に自転車なのでフィットネス効果も高い。
むしろ走るのが楽しいので、私など毎日サイクリングしているようなものだ(^_^;)


社会全体で見ると、いま問題になっている高齢者の交通事故も減らせる。
もちろん完全にクルマの代替にはならないが、安定して走れるトライク(三輪)、雨でもOKの屋根付きなど、今後いろいろなバージョンが考えられる。
思った以上に、電アシは日本の未来を変えるのではないか?というのが、乗り始めた私の印象だ。


ところで、坂バカ(電アシ限定)になった私の現在の愛読書……いや聖書は、「タモリのTOKYO坂道美学入門」である。
都内の激坂、由緒ある坂をたくさん紹介しているので、ある意味どんな本より面白い(^_^;)。次はここへ行こう!と、ついつい食い入るように読んでしまう。
走りきった坂は、地図に赤線を引くことにしている。
最近買い直した地図(「ハンディマップル でっか字東京詳細便利地図」)は、これらの坂を制覇するたびに赤で塗られ、そのうち真っ赤になってしまうだろう……なんつって(^_^;)