感心しまくり。
「教養の語源英単語」(清水建ニ著/講談社新書)を読む。
“歴史と語源を一緒に学ぶと、「英語の体幹」が鍛えられる!
誰かに話したくなる豆知識も多数! 楽しく学べる英語の教養”(Amazonより)という触れ込みだ。
昔から語源を辿るのは好きなので、面白く読んだ。
なにしろ高校生のころ、岩田一男の「英単語記憶術」を読んで、語源の面白さに目覚めたくらいのもんである。
へえ〜と感心したのは、たとえばこのくだり。
「奴隷」を表すラテン語は、主人に対して「忠誠や義務を果たすこと」を意味するservus(セルヴス)である。そこからserveやservice、servantが生まれた。……ちなみに、食後に出される「デザート(dessert)」はフランス語源で「de(離れて)+sert(給仕)」、つまり「給仕の手から離れる」が語源で、「これで給仕が終わる」ことを表す語だ。
そうだったのか!と、全身からウロコが50枚ほど落ちた。いやはや語源を探るのは面白い。
そんなわけでこの本、感心したところに付箋を貼っていったら、付箋だらけになってしまった。検索の利便性を考えると、電子書籍で買い直すかなあ……(^_^;)。