忙中閑あり

●「緋色の迷宮」(クック)を読む。
作家にしても映画監督にしても、全盛期に最高傑作を
作ったあとは、「これはもう超えられないだろう」という、
一種の倦怠感というか諦めのようなものが
漂うのではあるまいか。
いろいろ手を変え品を変えては新しい方向を模索しようと
するが、やっぱり以前の作品は超えられない……という
あせりにたえず支配されるような気がする。
この作品もそうで、クックといえば「緋色の記憶」がベスト
だが、それなりに健闘しているものの遠く及ばず、
クックももう終了か……との思いが読んだ後に湧いてきた。
黒沢明だったか、「最高傑作は次回作です」という名言が
あったが、創造者はいつもそういう姿勢で新しい作品に
臨まないと、いろんな意味でやってられないんだろうなあ。
ちなみにワタシの最高傑作は(ry


●初めての経験
やろうかなと思いつつ、これまで一度もやってなかったことを
やってみた。いえね、たいしたことじゃなくて、
新聞をホッチキスで留めてみただけなんだけど。
やってみると、ばらける心配がないし、両手で新聞を
開いたときに、支える力が20~30%くらい少なくて
済むような気がする(当社比)。
だからって、これから毎日やろうと思うようなことでもないが。
とりあえず、ここ20数年くらい懸案となっていたことを
やってみて、あ~、スッキリしたw……という話デスw


●なんだかな
ファックスを知人のIさんからいただいたのはいいのだが、
問題発生。紙がなくなったので、近所に買いに行ったら、
なんだか高いぞ。A4・30mが\365ってなによw
昔の倍くらいしてるじゃないか。
やっぱり、インクジェットとかほかの方式が出てきたので、
感熱紙の需要が落ちてるんだろうな。
くそっ、意地でも安いとこを探してやるぞw
……みなさん、どっかにありませんか?
(コジマは\320だった)