LA万歳

Tジョイ大泉で「ラ・ラ・ランド」を見る。アカデミー6部門受賞の話題作。
主人公の男女が愛し合いながらそれぞれの夢を追っていくサクセスストーリー……らしいので、
北原謙二の「若い二人」の歌詞(♫君には君の夢があり 僕には僕の夢がある〜)を脳内でリピートさせながら見ていたら、最後の展開で裏切られた。
う〜ん、ちょっとビターな結末。
そうか、監督はミュージカル好きらしいから、「シェルブールの雨傘」へのオマージュか!と推測した次第。
まあ立派なミュージカルをいまどき作れるんだから、この監督、まだ30そこそこだというのに、えらい才能だ。


主演女優賞のエマ・ストーンがうまいと思ってしまうのは、
あの異様にでかい目のせいもあるだろう。
目に気を取られて、演技にまで注意が行かないのだ。
アマンダ・セイフリッドとどっちがでかいのか、非常に気になる。


しかし、ミュージカルというわりには、音楽や主題歌などがあまり印象に残ってないなあ。
いちばんいい曲だと思ったのが、挿入歌の「テイク・オン・ミー」(A-ha)だった、ってのはどうなのよ!(^_^;)
でもまあ、浮世のウサを晴らすにはいい映画かな、と
思った次第であります。