破壊者?
88歳のイーストウッドで思い出したが、先日亡くなったデストロイヤーも同じ歳だった。
なんといっても、力道山との死闘はすごかった。執拗な四の字固めがじつに痛そうで、それまでの、外人レスラー=悪役=反則ばっかり、というイメージが覆されたものだ。
その後、テレビのバラエティ番組でせんだみつおあたりに四の字固めをかけて受けていたようだが、私はあまり感心しなかった。
プロレスの技を素人にかけるということは、“プロの凄み”という神格化していたイメージが地に落ちるような気がしたからだ。
なにしろ、マジメな(?)プロレスファンだったもんで。
しかしまあ、その後デストロイヤーは日本に定着して愛され、成功を収めたのだから、いい人生ではあったのだろう。
10数年前だったか、麻布十番のケータイ屋で彼を見かけた事がある。奥さんと一緒で、すっかり当地に溶け込んでいる感じだった。それを見て、ほのぼのした気分になったことを覚えている。
噂通りというか、思った以上に背が低かったのには、ちょっと驚いたけど(^_^;)