教養とは?

「国家と教養」(藤原正彦著)を読む。大ベストセラー「国家の品格」の、いわば続編だ。

国家の品格」は、日本人に自信をもたらした書として面白く、当時、いろいろな人にまるで自説のごとく中身を吹聴して、閉口された記憶がある(^_^;)

 

今回は……残念ながら品格を超えられなかったようだ。

私は藤原氏の著作をほとんど読んでいるので、ネタが二番煎じ、三番煎じで既視感があり、品格の復習をさせられている気分になった。

結論は、要するに本を読め、ということなのだが。まあ、教養とは結局本を読むことに尽きる、ということだろう。行間に散りばめられたユーモアというか、著者の自虐ネタ?には楽しませてもらったが。

 

ちなみに私は三鷹方面へ行くとき、藤原氏の豪邸の前をいつも通るのだが、この道を「国家の品格通り」と勝手に呼んでいる。

ガレージにあったクルマは、トヨタのクラウンだった。う~ん、さすが「国家の品格」の著者だ……と納得した。

まあアレを書いておいて、クルマがアメ車やドイツ車じゃまずいよな~と、クルマ選びのどストライクの正しさ(?)に感心したのでありました(^_^;)