究極の選択

ソフィーの選択』上下をやっと読了。
究極の状況で二者択一を迫られたソフィーが、なぜ
○○○のほうを選んでしまったのか、知りたくて
計900ページほどもある原作を読んだのに、答えは
書いてなかった。
たぶんソフィー自身にも分からず、原作者にも
分からなかったのであろう???……と解釈。
分かった人がいたら、教えてください(^^;)。


しかしこの原作、長すぎる。映画はその点、みごとに
不要なところをカットしてまとめてあり、作品としての
メッセージがまっすぐ伝わってくる。
脚色賞というものがアカデミーに設けられているゆえんだ。
原作に対する、ある意味での批評にもなっているから、
原作者は映画を見て、かなり複雑な思いがしただろうな。


これからは、「マリナーズVSヤンキースの試合で、イチロー
と松井、どっちを応援するか」、「ユマ・サーマン
キーラ・ナイトレイに迫られたら、どっちをとるか」などと
悩んだとき、「ああ、ソフィーの選択だ!」とひとり
呟くことだろうw