2006-12-10 傑作日本映画 「硫黄島からの手紙」を見る。 見ているうちに、山本薩夫とか今井正とか深作欣二とかの 戦争映画を見ているような気になった。 それほど、まるっきり日本映画している。 戦争の諸相を描いて悲惨あるいは皮肉なエピソードが満載だが ある意味いちばん驚いたのが、アメリカ人監督によって これほど違和感のない日本映画が作られた、ということだ。 そのことだけでも、見る価値がある。 それも含めて、いろんな意味で重く、揺さぶられた映画だった。 本年ベストワン確定。ちなみに2位は「父親たちの星条旗」。 もっとも、今年は6、7本しか見てないのだがw