マイナーからの脱出

朝日新聞の、東大教授の投稿が面白かった。
朝日のアンケートによると、愛国心がある人ほど、同時に
アジア諸国への侵略や植民地支配に対して、反省が必要である
と考えている……という。
つまり、テレビや雑誌などで見られる「自虐史観」VS
「愛国史観」の図式は「受け」ねらいの番組や紙面づくりで
あり、平均的日本人は、こうした「真っ当な」感覚を持っている、
という話である。なるほどね~(まあ、朝日のアンケートという
ことで、すでになんらかのバイアスがかかっている、という
意見もあろうが)。


確かに、会議でも声が大きいほど意見が通る、と昔からよく
言われている。目立つ意見があって、それが何度も
繰り返されると、見る側からすると、まるで多数派のような
錯覚に陥るわけだ。
そうか、極端な少数派でも、声を大にして何度も唱えて
いればいいのか……。


その伝でいくと、パソコンにおける極端なマイノリティ――
ワタシのような「マックで親指シフト派」も、そのうち世論を
動かすほどの力になれるのであろうか?
……やっぱりムリだろうなorz