アイルランドのモーむす?

DVD「ケルティック・ウーマン/新しい旅立ち」をゲット。
アイルランドの城をバックにセットを作り、観客を集めて
行ったコンサート。
マドンナの大がかりなステージと比べると、
かかった金は何十分の一だろうか。
実際のステージにしても、ダンサーやパフォーマーが大勢いて、
メチャクチャ複雑な踊りを見せるマドンナと比べると、
こっちのほうはせいぜい体をくねらせたり腕を振るくらい(^^;)。
むしろ前回のDVDよりは振り付けらしきものがあったりして、
「おお、クロエが、リサが動いてる!」と感動したくらいの
ものだ(^^;)。
まあそんなことより、彼女たちの美しい、澄んだ歌声が何よりの
売りではあるのだが。
新加入のヘイリー、ニュージーランドの人らしいが、これも
声量のあるソプラノで、「スカボロー・フェア」がこんなに
いい歌だとは思わなかった。
それにしても新加入って……モーむすかい?w


前回もそうだが、ゲール語の歌がいくつか入っていて、
当然ながらなに言ってるのかちんぷんかんぷんなわけだが、
不思議なもので、わからない言葉で堂々と歌われると、
なんだか尊敬に値するような気がしてくる。
なにしろ、自分には分からないのだから(^^;)。
アイルランドの人口は500万にも満たないのに、脈々と
受け継がれていく自国語の伝統。
民族的アイデンティティの根強さ、力を思い知った。
日本人も、英語の歌でアメリカ進出なんて考えるより、
日本語の演歌で勝負しろ!……ナンテネw