マンローでまいろう

バート・マンローのキーワードは、「分かりやすい」ことだろう。
ひたすらスピードの追求に没頭し、部品も自作するなど
なにからなにまでひとりでやる。
粗末な住居に寝起きし、四六時中マシンのことばかり
考え、いじっている。なにせ、マシンを居間に置こうとして
奥さんに出て行かれたってくらいだ(^^;)。
きっと内面もピュアで私心のない人だったに違いない。
アメリカで遭遇した多くの人々も、60を過ぎた年よりが
「スピード記録を出すために聖地・ボンネビルをめざす」と
聞いて、なんて分かりやすい男だ、と納得し感心したことだろう。
シンプルでピュアな事実は、人を動かし、感動させる。
そんなことを改めて実感させてくれた本であり、人物なのだった。


ワタシも、人生の師としてマンローをめざしたいものだ。
せめてオヤジギャグくらいは、分かりやすいものを(ry