東森さん

NHK「クローズアップ現代」は、C・イーストウッドが登場。
硫黄島二部作の話題にからんで、俳優としての歩みや
映画製作の面白さについて語っていた。
当人は76歳だが、映画を作るのが面白いから、引退は全然
考えてないという。
そもそも、監督というのはこの年くらいになるとおとなしい
映画ばかり作るようになる。黒沢明しかり、W・ワイラーしかり。
体力的にしんどくなるのか、ワンカットが冗長だったり
必要なカットがなくて流れが単調になったりする。
つまり退屈な映画しか作れなくなる。
しかしこの人はどうだ。「父親たちの星条旗」など、
戦争シーンの描写はド迫力だったし、細かい描写の積み重ねも
まったく手を抜いていない。
持って生まれた体力が違う、という気がする。


「元気をもらう」とか「感動をありがとう」とかは
いちばん嫌いな言葉だが、この番組を見て、大いに元気と
感動をもらってしまった……オレもがんばろっと(^^;)。
12月公開の「硫黄島からの手紙」も、ネットの前評判は
凄くいいので、いまからぞくぞくする。
早く見たいなっと。