内向き

連休ってことで、大泉T女医……じゃなかったTジョイで
映画の二連チャン。「ルーパー」と「007/スカイフォール」。
「ルーパー」は自分が将来の自分と戦うという、ちょっとおもしろい
イデアのタイムスリップもの。頭使えば面白い映画はできる、
という見本のような作品だ。
もっとも、ワタシ的には冒頭で出てきた主人公のクルマが、私の
持っていたユーノスロードスター(初期型)だったのが、
一番の見所だった。
「007/スカイフォール」は、意外や上司・Mへの恨みを晴らそうと
する元部下とボンドの戦いという、なんとも内輪な話だった。
007もいろいろな作品の影響を受けて、既視感のある
シチュエーションが多いが、最後の攻防なんか、「わらの犬」かよ!と
突っ込んでしまった。
ボンドがもう若くないとか能力に問題があるとか、ずいぶんな話も
出てきて、リアリティを追求するとこんなふうになってしまうのかと、
昔の007を思い出して複雑な気分。
こっちも、見所は名車アストンマーチンDB5が涙の再登場で、あまりの
懐かしさに悶絶。
で、結局2本とも内向きな話で、印象に残ったのは
クルマだけ……ってのはどうなのよ(^_^;)