どうせ私をだますなら〜♫

「#真相をお話しします」(結城真一郎著)を読む。

あっと驚くどんでん返しに翻弄される、短編小説集。

 

「どんでん返しがある」と言われると、その手にかかるもんかと、こちらも思い切り構えて隅々まで目を配りながら読むのだが、しかしやっぱり騙される(^_^;)。

外国だと、ジェフリー・ディーヴァーがこういう手法の手練れだが、やっぱり読むたびに、見事に騙される。

これは物語を読む楽しみのひとつだろう。

 

この小説も、ことごとく騙されてしまい、心地よい騙され感?に浸ることができた。

この著者にはほかにも話題作があるようなので、これから読むのが楽しみだ。

 

それにしても、著者はまだ30を出たばかり。恐るべき才能だ。

ぜひ、日本のディーヴァーをめざしていただきたい。

これからも、喜んで騙されるから(^_^;)