格差カップル

ツタヤの高すぎ新作で、『ロング・ショット 僕と彼女のありえない恋』を見る。

主演はシャーリーズ・セロンセス・ローゲン。美女とブ男のありえない格差カップルを描いたラブコメで、大いに楽しめた。世界中のブ男が夢に見るような話だ。

しかも絶妙のタイミングというか、初の女性大統領を目指すヒロインという今風な設定がすごい。

 

思うに、S・セロンみたいな美女が大統領候補になったら、みんな投票してしまうのではないか? 

大統領になったら、各国の首脳はファンクラブみたいになってしまい、外交交渉では彼女に見とれて気もそぞろ、なんでも言うがままになったりして。これぞ強いアメリカの再現だ(?)

……などとあらぬことをいろいろ妄想してしまった。

 

駄菓子菓子。やはりあまりに美人だと、政治家としてはどうなの?と思ってしまうかも。世論ってそんなもんだよね(セロンだけに)。

 

西荻スマホ日記(5) ――テトリス頂上作戦――

iPhoneApp Storeには、無料のゲームがたくさん転がっている。
そもそもゲームはあまりやらないのだが、テトリス系の落ち物ゲームは好きなので、レビューを調べて、面白そうなものを物色。評判のいい「TETRON」を始めた。

昔はまっていたゲームボーイと違い、絵もきれいだし、ステージも20まであり、複雑な仕掛けもあって、なかなか楽しめる。ひとつのステージをクリアしたときのプチ達成感、クリアできなかったときの挫折感、またつい手を伸ばしてしまう禁断症状……と、かつてのゲームボーイの記憶が蘇った。まあ、一応頭というか反射神経を使っているのは間違いない。ボケ防止にはいいような。

 

問題は、軽い気分転換のつもりで始めたら、つい熱中してドツボにはまってしまうことだ。

かつてテトリスを帰省の新幹線の車中でえんえんプレイし、ついにファイナルステージを制覇したことがあるが、いい年してなにやってんだろう?と、当時ですら思ったものだ。なのにあれからウン十年。人間って進歩がないねえ……オレだけ?(^_^;)

 

それにしても、これだけ楽しめるものが無料とは。

iPhoneを買って良かった!と、思ってしまった(そこかいw)

西荻スマホ日記(4)――キャッシュレス死闘篇――

iPhoneでキャッシュレス!に踏み切った。

クレジットカードを読み込ませ、スマホ決済サービス「Apple Pay」を利用できる機能だ。

カードを電話機に読み込ませるなんて、なんだか恐ろしくて逡巡していたが、まあものは試しとやってみた。

やり方はあっけないほどカンタン。これがAppleの罠なんだよな〜(^_^;)

 

入れてみると、さっそく試してみたくなり、夜中だというのに、電アシを駆って西荻のローソンへ。

というか、混んでない夜中のほうが、万一の場合恥をかかなくて済む、という読みもあったりして。

ちょうど二倍オトクというふれこみで発売されたロールケーキなど、スィーツをいろいろ買ってみた。

iPhoneを読み取り機にかざす緊張の初体験……これもあっけなく終了。

まあたしかにカンタンで便利ではあるが、ローソンの場合、Pontaカードも提示する必要があるので、結局手間としてはそんなに変わらない気も……?

 

それにApple Payを試すためとはいえ、このところ買うのをやめていたスィーツ類を大人買いしてしまったのも、なんだかダムが決壊したような、負け組の気分に……orz

便利になるほど、人間はダメになるんですなあ〜(^_^;)

 

しかしこれ、クレジットカードもそうだが、お金がいくらでもあるような気になって、ばんばん使いそうなところが怖い。なんといっても、使うのがなんとなく楽しいのだ。

大丈夫か、預金の残高?(^_^;)

西荻スマホ日記(3)

iPhoneを導入して2週間近くになる。

まだ使い方は全然分かってないが、感じたことなどを。

 

やはり画面が小さいので、長文は書けない。せいぜいメモ程度。でも、自宅のパソコンで書いたものを、カフェへ行ってiCloudで推敲する、なんて時にはいいかも知れない。

Officeのアプリも入れているが、小さな画面では使う気がしない。かといって、このためにメガネを作るのも本末転倒なような……。

 

Siriはなかなか便利だ。

「近くにある郵便局は?」と聞くと、正確にいくつか候補を教えてくれる。そこまでの距離も出るので便利だ。ただ、郵便ポストはさすがにムリだった。

「おいしいカレー屋は?」なんて質問にも、わりと的確に答えてくれる。出先では重宝しそうだ。

Siri女史に関する質問は、受け付けてもらえないようだ。「3サイズは?」とか「きょうはきれいだね」なんてセクハラ的な質問にはそっけない答えが返ってくる(^_^;) 

 

結局、いちばん使っているのは高音質音楽プレーヤー&ラジオとして――といったところ。

歩きスマホ、自転車スマホだけはすまい、と自戒している。見た目がカッコわるいというのもあるし、なにより私がやると、人とか電柱にぶつかったりしそうだからだ(^_^;)

それにしても、みんななんで歩いているときまで、スマホをいじりたいのだろうか?

 

契約は3GBのプランなのだが、自宅ではWi-Fi、外でも極力フリーWi-Fiを使っているので、ほとんど契約分が減らない。前月分は翌月に持ち越しになるので、いまはほとんど6GB使える状態だ。

ケチな、もとい倹約家の自分としては、これをずっと持続したいものだ。

というわけで、一番マメにチェックしているのはデータ残量だったりして(^_^;)

平凡な日常、リターンズ

図書館がまた利用できるようになった。

さっそく図書館のHPにアクセスして、読みたい本をさくさくっと予約。

次々に出てくる予約確保のメッセージを目にするのは、じつに気持ちがいい。

これからまた、何冊も手元において、次から次へと読んでいく同時並行スタイルの読書の毎日が始まる。

ああなんという充実の日々……。

 

それにしても、図書館は使えるわ、スマホは来るわ、カフェも行けるようになったわで、脳内は盆と正月がいっぺんに来たような賑やかさだ。

 

思えば先月、先々月など、私にしては異常の極みとも言える日々だった。

なにしろ図書館が使えないものだから、活字依存の禁断症状が出てしまい、大いに苦しんだ。仕方なく、何冊も本屋で買ってしまったぐらいだ。

「なんで本読むのに金を出さなきゃいかんのだ!」なんてブツブツ言いながら……間違ってる?(^_^;)

 

ともあれ、平凡な日常のありがたさを、しみじみ噛み締めている今日このごろであります。

 

ビバ! 昭和歌謡

昭和歌謡のなかでも、「川は流れる」(1961年・仲宗根美樹)は、お気に入りの歌のひとつだ。歌詞はこんな感じ。

 

病葉(わくらば)を  今日も浮かべて

街の谷  川は流れる  ささやかな

望み破れて 哀しみに 染まる瞳に

黄昏の 水のまぶしさ

 

「病葉」という雅な言葉を知ったのもこの歌だが、当時小学生の私は「街の谷」を「街の田に」と思い込んでいた。

なんで街の中に田んぼがあるんだ?と不思議がっていたものだ。

これが「街の谷」と知ったのは、わりと最近のことだった……けっこうショック(汗)

 

それにしても、川を「街の谷」と見立てるあたり、いま考えてもなかなか巧い比喩だと感心する。

思うに、これは東京へ集団就職で上京してきた人たちの失望や挫折感を歌った歌ではないだろうか。そういう人たちに支えられてヒットしたのだろう。

 

Wikiによると、作詞の横井弘は「あざみの歌」、「哀愁列車」、「心の窓にともし灯を」、  虹色の湖」、「さよならはダンスの後に」なども書いている。けっこう巨匠ではないか。

そういえば、「虹色の湖」(1967年・中村晃子)についても思ったことがある。

 

幸せが 住むという 虹色の湖

幸せに 会いたくて 旅に出た 私よ

ふるさとの 村にある 歓びも 忘れて

あてもなく 呼びかけた 虹色の湖

 

ふるさとを捨て、恋人を捨てて虹色の湖を探し求めたが、それはまぼろしの湖だった……という内容。当時はさっぱり気が付かなかったが、いま読むとわかる。

虹色の湖は、東京のメタファだったと。

 

こんなことをいろいろ考えさせるのも、iTunesが歌詞を表示してくれるゆえだ。iPhone昭和歌謡の良さを再認識させてくれた、と言ってもいい。

いやあ、スマホってほんとにいいもんですね!!(使い方間違ってる?w)

 

西荻スマホ日記(2)

iPhoneを持って、ドトールへ。

本を読む合間に、気分転換でiTunesの音楽を聴いた。

私は昭和歌謡が好きなので、400曲ほど入れてある。

 

iPhoneiTunesには、なんと歌詞の表示機能が付いている。これはうれしい驚きだった。

「川は流れる」とか「たそがれマイ・ラブ」とか「学生街の喫茶店」とか、好きな曲を、当時を思い出しつつ、歌詞を味わいつつ歌う(声は出さない)のは、なかなかに楽しい。

これってカラオケではないか!

なんと、iPhoneはカラオケもできるのか!?と知ったのでありました。

 

正直に言おう。

西荻ドトールの片隅で、iPhoneを見ながら口パクしつつ、しきりに体を揺らしていたヘンなおっさんは私です(^_^;)

おかげで、本はちっとも進まなかった……。

いやあ、スマホは楽しいなあ(?