なんだかな

夕方、新聞の拡張員が来た。
いきなり「ずっととっていただいているお礼です」と
デパートの紙袋を差し出す。そろそろ契約が切れるので、
ははあんまた購読のススメだなと思いつつも受け取る。
案の定、「なにかご不満はありませんか」とかいろいろ
周辺からセールストーク。契約してくれという結論なのだが、
非情なワタシは、考えとくと言って、お礼だけもらって終了w 
それにしても、スーツにネクタイの営業マン風。
拡張員がこんなきちんとした服装とはビックリ。それだけ
儲かるのか、あるいは必死なのか(^^;)


新聞は契約のたびにひと月ぶんサービスにしてもらっているが、
これだってネットで知った情報である。
新規契約にはプレゼント攻勢に血道をあげ、
長期購読者ほど放置されるのはおかしい。
それに、こうして契約継続のために「お礼」を持ってくると
いうのも、もらっておいてなんだが不公平感がつきまとう。
みんなが店で同じ値段のものを買う
ような公平感が、どこまでいってもなさそうな気がする。
もっとも、いまやネットでも読めるし、その必要性はかなり
低落傾向とはいえ、紙媒体としての新聞を読む行為自体は、
けっこう好きなのだが。バーゲンのチラシも役に立つしw


新聞の矛盾は、なにか不満はないかと言われても、
「アンタみたいなのがいなければ、もっと安くできるだろう」と、
その構造的な欠陥を、張本人の拡張員に言っても
仕方がないことだ。これはNHKも同じか。