ユニバーサルデザイン

映画「プロデューサーズ」のことを知りたくなって、
映画館で買ったパンフレットを引っ張り出した。
開いたとたん、読む気が失せた。
字が小さい。
がまんして読んでいると、頭が痛くなってきそうだ。
ワタシはまだ老眼が来てないはずなので、これはいかんだろうと
思う。若い人は、こんなものをちゃんと読めるのか?
最近、どうもこの手のいらだちが多い。
ある種の映画雑誌がそうだし、「ダ・カーポ」なんかもそうだ。
面白い特集だなあと手にとっても、開くとガックリ読む気が失せる。


いつも思うのは、これはデザイナーの自己満足ではないか?と
いうこと。
確かに字を小さくすると、見栄えはいい。情報もたくさん
詰め込める。しかし、読めなきゃ話にならんだろう。
あれで、けっこうな数の読者を失っているような気がする。
年寄りは読まなくていい、というのなら話は別だが
字を大きくし、なおかつバランスのとれたデザインにするのが
デザイナーの腕というもんだろう。
あるいは、それほど大きくなくても、書体や字詰めを工夫して
読みやすくするとか、いろいろ手はあるだろうに。
せめて新聞くらいには大きくしてほしいもんだ、プンプン(>_<)