正しい資質

NHK-BSで「ライト・スタッフ」を放映していたので、
最後のあたりだけ見る。
なんといってもサム・シェパード扮する孤高のパイロット、
C・イェーガーが、当時の最新型戦闘機・ロッキードF104を
駆って飛び立つところが、カッコいいのなんの。
「オレの飛行機が待ってる」とか言っちゃって、無許可で
強引にテイクオフしてしまう。
全身アドレナリン出まくりの興奮悶絶もんである。
そして、スピード出し過ぎ?で墜落してしまうのだが、
不時着し、顔真っ黒になりながらもへこたれずに
ガッシガッシ歩いてくるその不敵な面構えにまたしびれる。
その顔は「また挑戦してやるさ!」と言っているようだ。


てなわけで、以前も書いたが、「ライト・スタッフ」での彼は
「映画の中でカッコいい男・世界一決定戦」(脳内)の
堂々第二位である。ちなみに一位は「七人の侍」の宮口精二
三位以下は……じつは全然考えてない(^^;)。


ちなみにロッキードF104は1960年代初頭に登場したが、
「最後の有人戦闘機」という触れ込みだったのを
覚えている(by戦記雑誌「丸」)。
まあ半世紀を経たいまでも戦闘機には人が乗っているわけで、
なにが最後なんだか……といちおう突っ込んでおきたいw