レコーディング

「脱デブ」(岡田斗司夫)を読む。
「いつまでもデブと思うなよ」の二番煎じ……いや続編的内容。
若干女性向けに書いてあり、今回も細かく役立つ箇所はいろいろあった。
商売的には、こういうおいしいネタは、
出がらしになるまで使うべきだろう。
世の中には、「いつデブ」を読んで感心しつつも、岡田がいつか
リバウンドして元に戻るのではないかと楽しみ(?)にしている人も
多いだろうから、もう少したって「もうデブには戻らない」という本を
上梓し、「デブ3部作」としてはどうだろう?(^^;)  いけると思うぞ。
それにしても岡田が商売上手だと思うのは、あとがきで
「いつデブ」も読んでくれとけっこうくどく書いてあるところだ(^^;)。


そして、そのあとがきから、たぶん彼が次に出す本の内容も
分かってしまった。
レコーディングすることによって自己を客観的に把握し、効率的な
改良点を見つける――というのが、「いつデブ」のポイントだった。
次作は、「レコーディング発想術」「レコーディング自己管理法」と
いったものになるんじゃないか?
メモを取る、といえば済むところを、レコーディングと言うのも
妙に新しい。
「ま、金ならあるし」(週刊アスキー連載エッセイのタイトル)と
うそぶいている彼をこれ以上儲けさせるのはシャクだが、
この手の知的生産術、日本人は好きだから売れるんじゃないだろか?
まったく、商売のうまい男だ。


てか、なんでオレが岡田の金儲けを考えなきゃいかんのだ!?
……ま、ヒマならあるし(^^;)。