フェルスター症候群

「心を操る文章術」(清水義範)を読んでいたら、
こんな一節が目についた。
「どんな時にも下らない洒落を言わずにはいられない、
という中毒患者のような人もいて(中略)、あれは、
脳の中で似た言葉を探す作業に快感があって
やめられなくなっている状態で、病気ではないが、
フェルスター症候群という症名もついている症例
なんだそうである」。
……オイオイ、これってまるでワタシのことでは
ないか、と赤面してしまった。
ワタシはもともとダジャレ好きではあったが、それに
拍車をかけたのは、広告関係の文章を書いていたせいだ。
「でっかいどう、北海道」とか「ホンダ買うボーイ」
とか、この世界はやたらダジャレが多い。ワタシも、
つい仕事のなかで遊んでしまおうと、なにかと
ダジャレに走ってしまったものだ。
いまでも、なにかひとつの言葉を聞くと、自動的に
頭の中のサーチエンジンが作動して、ダジャレを
考えてしまう。周囲の顰蹙を買うことも多いが、
この年でいちいち気にしても仕方がない(^_^;)。
これからも懲りずに精進して、
“日本一のフェルスター男”をめざすぞっとw