断捨離(2)

糖質制限ブームのせいで、寿司屋でシャリを残す人が増えている……というニュースを
ネットで読んだ。
最初から「お刺身で」といえばいいものを……これがホントの
断シャリだ。


というわけで、断捨離シリーズ第二弾は、ユーノス・ロードスター関係の
本・雑誌類の整理。
ロードスターを買った当時のカタログ・パンフレット類、
また特集雑誌、改造・カスタム雑誌、単行本などだ。
あらためて眺めてみると、よく集めたものだと感心。
パラパラとめくっていると、ロードスターを駆って峠道のコーナリング
満喫した頃の日々が懐かしく蘇ってきた。


しかしそれも今は昔。
クルマはないしあるのは思い出のみ……断捨離断捨離。
ムック本は紙質がいいので重くて持ち運びしづらく、閉口した。
荷物は合計10キロ近くになった。
仕方なく、自転車のカゴと背中にデイパックと、二つにわけて運ぶことに。


保谷の某古書店へ向かう。ハンドルはふらつくし、肩は凝るしで、えらい難行だった。
で、それだけのエネルギーを費やして提示された買い取り価格が、
なんと銭湯1回分((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
店主はきわめて冷酷に、事務的にこの金額を言い渡してくれたのである。
また同じ荷物を持って帰るのも辛いので、やむなく了承。
なんともむなしい作業でありました。


それにしても、こういう古書やリサイクル品を引き取るときの
店主のきまり文句は、いつも同じなのに気がついた。
「もうちょっときれいだといいんだけど……」と。
買って30年近くたつものが、きれいなままなわけないだろ!と
言いたくもなるが、正論なので反論できない。
ちょっと渋面を作りながらこう言うときの店主の演技力?は
なかなかのものだと思う。


思えば、古書を売ってトクした、と思ったことはほとんどない。
平凡社の百科事典を神田のある店が、3万円で引き取ってくれた
ことくらいだろうか。
もっとも、その金も直後に駐禁レッカー移動の罰金27000円で消えたのだが……(^_^;)
そういえば、それもロードスターだったなあ(遠い目w)


いずれにせよ、モノが減ってマイルームがまた広くなったのは
うれしい。
なんだか断捨離が、生きがいみたいになってきたぞw