リニューアルオープン
荻窪中央図書館がリニューアルオープンした。
杉並区で一番大きい図書館であり、かれこれ1年以上工事をしていたので、図書館ユーザーとしては、さてどんなふうになるのかと気にはなっていたのだ。
で、さっそく行ってみると、期待以上の出来。すっかりうれしくなった。
内装は明るくすっきりしているし、棚も見やすい。ブラウジングが楽しくなりそうだ。
屋外にはサンデッキ風のスペースが新設され、テーブルとイスが随所に。これが隣の公園スペースとシームレスにつながっていて、なんだかリゾートとみまがうばかり。本や雑誌を持ち出して、ここで読んでもいいそうだ。
欠点といえば、喫茶スペースが一階に出来たのだが、高いっ! コーヒーが450円ってどうよ(^_^;) せめてドトール、サンマルクカフェ程度にしてもらいたいものだ。
しかしまあ、そんな多少の不満も軽く吹き飛ばしてしまうのが、電源席の多さだ。
以前は2階にしょぼいのが4席ほどあっただけだが、このたびは怒涛の増設。電源コンセントのない席が珍しいくらいで、壁沿いにずらっと並んだ電源席を眺めたときの感動たるや……思わず感涙にむせんでしまった(ウソ)。
もちろん館内にはフリーWi-Fiが来ているので、もうここで仕事しろ、と言わんばかりだ(^_^;) 1日いてもいいかもしれない。ついでにスマホの充電もしちゃうぞと。
というわけで、久々にちょっと感動してしまった。図書館がさらに身近に思える存在になったし、アイデアと設計しだいでこういう施設の可能性は広がるんだな、と実感した次第。
明日から毎日行こうかな?と正直オモた(^_^;)
エアコン嫌い
もう9月……めっきり涼しくなってきた。
この夏は、珍しくエアコンを使ってしまった。
暑さに耐えられないから……というわけではない。
もともとエアコンというものが好きではないし、これまでは保冷剤と扇風機でどれだけしのげるか?というゲーム的な興味もあった。
それに旧居のアパートでは、夏でも4箇所の窓を全部開け放していたので、エアコンを使うにはそれをいちいち閉めなくてはならず、面倒だった……というのも理由のひとつだった。
それが新居では、ベランダ側のガラス戸を閉めるだけで準備オーケー。
鉄筋で気密性が高いので、すぐに涼しくなる。
これは使わないほうがバカらしい、と思ったゆえ。
とはいえ、使った日は数えるほどだった。
ここ数日はだいぶ温度が下がったので、全然使ってない。
去年の冬も暖房には全然使わなかったので、うちのエアコンはホント無用の長物と化している。
買ってからかれこれ20年ぐらい経つが、一般的な家庭の1年分も使ってないのでは?(自慢にならないw)
しかし、なぜエアコンが嫌いなのか?
私から上の世代はけっこうそういう人が多いようだ。
あのひんやりした涼しさが、なんか不自然に感じられるからではないか。長いこと、自然の風か、うちわかせいぜい扇風機でやり過ごしてきた身には、どうも合わないということか。
デジタルデバイドみたいなもん?
いまでも、ビックリすることがある。
扇風機の微風モードで全然OKな日に西荻を歩いていたら、ワンルームマンションの全部の部屋がしっかり窓を閉めてエアコンを使っていたりするのだ。若いモンは暑さ耐性がないんだな〜(って、オレがおかしい?)
まあ、熱中症で死なない程度には使おうと思うきょうこのごろであります(^_^;)
ビタクラフト
フライパン、包丁など調理道具を新しいものに換えてみた。
道具を換えると、気分も新鮮になり、毎日の料理が楽しくなった。
とりわけフライパンにはちょっと感動した。
なにしろ今までつかっていたものはこげつきがひどく、目玉焼きなんか作った日にゃ、油を引いているのにしっかりこげついてしまう。あとでこそげ落とすのが大変だった(^_^;)
そこで、情報誌で評価の高い、ビタクラフトのフライパンを買ってみたのだ。
目玉焼き、ハンバーグ、焼き肉……どれもスムーズにできて、ちょっと傾けるとスルッと滑っていく。私のギャグのようだ。なんて気持ちいい使い心地。
これが2500円と、意外に安いのでビックリだ。
私くらいの世代では、ビタクラフトがこんな値段で買えるとは……と驚いてしまう。
なぜなら、ビタクラフトの鍋は持っているのだが、30年ぐらい前に東急デパートで2万8000円もしたのでビビったものだ。値引きもまったく無し。ビタ一文負けない……というのは、ここから来たのかな?(^_^;)
アルミとステンレスの7層構造という凝った作りで、不器用なアメリカ人によくこんなものが作れるなあ……と感心してしまった。道具としての信頼性は高く、いまでも、テレビの料理番組で使われているのをよく見かける。
お米を炊くと米粒が「立ってる」感じにふっくら炊きあがるので、よく使ったものだ。それに栄養が逃げない、野菜などの無水調理でも重宝した。
最近はゆで卵を作るときぐらいしか使わない。たぶん、一生かかっても元はとれないだろう(^_^;)
その鍋は米国製、今回買ったフライパンは中国製……。生産拠点が移っているのは、いかにも時代を感じる。
フライパンは、だんだんフッ素加工が剥げていって使い勝手が落ちるので、頻繁に買い換えた方がいいらしい。
いまや絶賛進行中の米中対立で、フライパンの生産もそのうち米国内に回帰するのだろうか? そうすると、値段上がっちゃうのが心配だなあ……(^_^;)
インターバル・ペダリング?
世間には、インターバル速歩という健康法?があるらしい。
3分ずつ速歩きと遅歩きを繰り返すという単純なものだが、「ウォーキングの科学」(講談社ブルーバックス)を読むと、入念な調査とデータ収集により、生活習慣病や認知症の予防に十分効果があることが実証されたという。
昔よく言われた、1日1万歩なんて歩かなくていいんだと。……信じて損した!(やってないけど)。
やり方としては、速歩3分とゆっくり歩き3分のセツトを、1日5セット(速歩が計15分とゆっくり歩き計15分)以上、週4日以上を繰り返すことを目標とする――ということだ。
なんだそんなもんか、軽い軽い……と、普通の人は思うかもしれないが、ふだんから自転車ばかりでほとんど歩かない私など、なんだかとてつもなく遠大な計画のようで、気後れしてしまう。
自慢じゃないが、新居に移ってから、まだ一度も西荻まで歩いたことがないのだ(^_^;)。いつも電アシ。歩く距離がいちばん伸びるのは、たまに吉祥寺ヨドバシカメラへ行ったときぐらいだろうか。
そんな私なので、もっとラクな方法はないのか?とつい考えてしまった。そして、いいこと思いついた。インターバル速歩を、自転車でやればいいのだ!と。
つまり通常の走りと、ローギアでの走りを交互にすればいいのだ。ローギアだと一生懸命ペタルを回さないといけないので、けっこうエネルギーを使う。これって革命的発想じゃない? なんてオレ、頭がいいんだ(不精なだけ?)。
というわけで、さっそく武蔵境の某カフェに行く際に、試してみた。名付けて“インターバル・ペダリング”。
うちの電アシは7段変速なのだが、ふだんは3〜5速をいちばん使う。ラクだし速いし、という巡航速度ゾーンだ。
ギアを1速に落としてみると、これがけっこう大変だ。スピードが出ないので、つい一生懸命漕いでしまう。いままでラクをしていたのがウソのようで、なんか新鮮な感じが味わえた。
たまに2速に上げてみると少しラクだが、負荷は適度に感じる。1、2速を適当に切り替えながら走った。
自転車フィットネスの速度としては15、6km/hが適当らしいので、メーターの表示をチェックしながら走るよう努めた。こういう時、電アシのメーターは便利だなと。
カフェに着いたときは、軽く汗をかき、けっこう運動した感があった。うーむ、これはいいかもしれない。これからは、意識してなるべくインターバル・ペダリングで走ることにしよう。
もっとも、これでどの程度健康に効果があるのかは、さっぱりわからないが……。多分に精神的なもののような気もする。
まあ、健康なんて所詮気持ちの問題だよね……と、いつもながらの結論に落ち着くのでありました(^_^;)
満足度
いまの公営住宅に入居して、1年が経った。総じて満足度は高い。
というか、この格安の家賃で一般マンション並みの住まいに住めるんだから、文句を言えばバチが当たるというものだ(^_^;)
日々、東京都庁方面を向いて遥拝している(ウソw)
入居前に心配していたのは、ヘンな人がいないか?とか、治安状態のことだった。
自転車を使っているので、一番心配したのはカゴにゴミを入れられるとか、将棋倒しにされるとか、備品を盗まれるとか、そういったことだった。幸い、そんなことは起きてない。
破れ窓効果という言葉がある。老朽化した建物は窓ガラスが破られ、どんどんすさんだ状態になっていくというヤツだ。幸い、うちの団地はわりと新しいし、周囲に一般住宅の目もあるし、常識のある人が多い印象だ。よかったよかった。
ゴミ出しもきちんとしているし、あまりヘンな人も見当たらない。夜中にうろうろすることのある私など、ここではいちばん非常識?なのかも。
こういうところでは、ペットは禁止になっている。私はペットには興味ないが、ペット好きの気持ちはなんとなくわかる。
先日、隣から子猫らしきミャ~オという鳴き声が聞こえ、奥さんの「ベランダに出ちゃったよ~」という声が聞こえたような気がしたが、まあ空耳ということにしておこう。オレも年だしな~(^_^;)
教科書対決?
「台湾を知る」(2000年刊)を読む。台湾国民中学歴史教科書の日本語版。あちらでは「認識台湾」という表題らしい。
それまで歴史教科書といえば、歴代中国皇帝の名前を覚えさせるような内容だったのを、台湾の歩みをしっかり記述したものを――と、李登輝さんの肝煎りで作られたとか。
読んでみると、日本の記述がけっこう多い。植民地統治自体には批判的ではあるものの、総督府の施政は肯定的に評価しており、とりわけ教育に力が入れられたことを強調している。
また学校や社会全般に、時間厳守の観念の養成、遵法精神の確立が図られた――というのも、重要な指摘だろう。これらによって、台湾の社会基盤やモラルが築かれたわけだから。日本人としては、誇らしい記述だ。
総じて、日本統治時代をきちんと評価していると分る。
これで思い出すのが、かつて読んだ、韓国の歴史教科書だ。
小学校と高校のものを読んでみたが、主旨はいずれも「我が国(韓国)は、昔から日本に多くの文化を伝えてやった。それなのに日本は、世界史上まれに見る残酷な植民地統治を行った」というもの。
小学生からこんなテキストで教えられたら、そりゃ骨の髄まで反日になるよな……と暗澹としたものだ。
最近の韓国の反日ぶりを見ていると、教科書のことを思い出して、もはや是正は無理だよな……と思ってしまう。
これからはダメなものはダメと諦め、日本を好きでいてくれる国こそ、大切にすべきではないか……と、しみじみ思ったのでありました。
バイシクル・オーディオ道?
電アシに乗るときは、いつもラジオを聴いている。
といってもイヤフォンは違反になるので、本体をドリンクホルダーに入れ、モノラルスピーカーでニュースや音楽を聴きながら走っているのだ。
しかし、所詮ラジオはお仕着せだ。お気に入りの音楽を自転車でも聴きたい、と思うようになった。
そこで、iPhoneをなんとかハンドル付近に装着しようと考えた。自転車用のスマホホルダーはあるらしいが、高いに決まっているのでパス。うちにあるものを流用することにした。
探してみると、昔使っていたジャック・ウルフスキンのハンドルバッグが出てきた。手前にメッシュのポケットがついていて、ちょうどiPhoneを入れるのにピッタリだ。メッシュなので、音もよく抜けて聞こえる。これはグー!ということで装着した。
さっそく西荻界隈を走りながら、iTunesの音楽をかけまくった。サイモン&ガーファンクル、ディオンヌ・ワーウィック、キャロル・キング、エリック・クラプトン……年が知れるので、音は小さめにしておいた(^_^;)
いやはや、これはいい! 走りながら好みの音楽を聴けるのは、じつに快適だし楽しい。
昔クルマに乗っていた頃も、いつもCDをかけていたものだ。パイオニアの6連装CDチェンジャー……みんな知らんだろうけど(^_^;)
いまやあんなものはいらない。こんな小さなスマホに何千曲も入ってしまうんだから、世の中の進歩はすごい。長生きしてよかった!(^_^;)
これなら音楽を聴くために走る、アルバム1枚を聴き通すためにどこかへ行く、というモチベーションも湧いてきそうだ。フィットネスの励みにもなるではないか。なんだか、目の前が明るく開けたような気になった。
待てよ、そうなるとコレクションがまだまだ少ない……。とりあえず、Perfumeのベスト盤を編集して入れよっと(^_^;)