ビタクラフト

フライパン、包丁など調理道具を新しいものに換えてみた。

道具を換えると、気分も新鮮になり、毎日の料理が楽しくなった。

とりわけフライパンにはちょっと感動した。

なにしろ今までつかっていたものはこげつきがひどく、目玉焼きなんか作った日にゃ、油を引いているのにしっかりこげついてしまう。あとでこそげ落とすのが大変だった(^_^;)

 

そこで、情報誌で評価の高い、ビタクラフトのフライパンを買ってみたのだ。

目玉焼き、ハンバーグ、焼き肉……どれもスムーズにできて、ちょっと傾けるとスルッと滑っていく。私のギャグのようだ。なんて気持ちいい使い心地。

これが2500円と、意外に安いのでビックリだ。

私くらいの世代では、ビタクラフトがこんな値段で買えるとは……と驚いてしまう。

 

なぜなら、ビタクラフトの鍋は持っているのだが、30年ぐらい前に東急デパートで2万8000円もしたのでビビったものだ。値引きもまったく無し。ビタ一文負けない……というのは、ここから来たのかな?(^_^;)

アルミとステンレスの7層構造という凝った作りで、不器用なアメリカ人によくこんなものが作れるなあ……と感心してしまった。道具としての信頼性は高く、いまでも、テレビの料理番組で使われているのをよく見かける。

お米を炊くと米粒が「立ってる」感じにふっくら炊きあがるので、よく使ったものだ。それに栄養が逃げない、野菜などの無水調理でも重宝した。

最近はゆで卵を作るときぐらいしか使わない。たぶん、一生かかっても元はとれないだろう(^_^;)

 

その鍋は米国製、今回買ったフライパンは中国製……。生産拠点が移っているのは、いかにも時代を感じる。

フライパンは、だんだんフッ素加工が剥げていって使い勝手が落ちるので、頻繁に買い換えた方がいいらしい。

 

いまや絶賛進行中の米中対立で、フライパンの生産もそのうち米国内に回帰するのだろうか? そうすると、値段上がっちゃうのが心配だなあ……(^_^;)