(1)団塊の世代をあてこんで

いろんなビジネスが見込まれてるらしい。
戦後の高度成長を担ってきたのも団塊だし、
家電やら自動車やら次々に買いまくって、高度消費社会を形成してきたのも彼らである。
かくいう私もこの世代の末席にあって、車やらバイクやらA&V機器やら、
いろんなものを買っては捨て、買っては捨てを繰り返してきた。
「次はこれがナウい(死語)」とか「これがイケテル」とかの
マーケティングやトレンドに乗り、引きずられてきたともいえる。

しかし、天の邪鬼なのも、この世代の特徴である。
私はもうそんなマーケティングやらトレンドやらに付き合うつもりはない。
ばかばかしい。むなしい。もうだまされんぞ。
本音をいうと、カネがない……orz


(2)「めんどくさい」
が、「もったいない」と並ぶ、私の二大キーワードである。
昔はヒマになると車やバイクで奥多摩とか富士五湖に走りに行ってたものだが、
最近はぜんぜんそんな気にならない。
秋葉やヨドバシでA&V機器をチェックするのが趣味だったが、
それもいまはない。映画館へ行くのもめんどうだし、
レンタルDVDを借りに行くのもいやだ。
そのうち人に会うのも買い物に行くのも、息をするのもめんどうになるかもしれない。
それというのも、ある程度の経験を積むと、
なにをやっても既視感というか先が読めてしまい、面白いと思わなくなるからだろう。
旅行するのがいいとは思うが、私は旅行が大して好きではない。
そもそも、成田まで行くのがめんどくさいw
というわけで、きょうも頭のなかを「めんどくさい」が
ぐるぐる駆けめぐっております。
こういうヒマな書き込みは、めんどうじゃないんだけど。



(3)マイノリティ・レポート(?)
私は、パソコンに関しては極少数派である。
なんせマシンは第二世代パワーマック7300+G3カード、
キーボードは親指シフトときたもんだ。
マックに親指って……たいがいの人がびっくりする。
この話題だけで、10分はもつ。というか、最近は親指を知らない人もいるんだろうな。
これはもう宗教問題になるが、親指シフトを使う人は、一生親指派である。
宗旨替えは、まずない。私がほかのマシンやらOS10やらに行けないのは、
ひとえにこの親指の呪縛から逃れられないゆえである。というか、逃れる気もないんだけど。
これを使っていると、やたら人に入信を勧める新興宗教の方々の気持ちが
分かる……ような気がする。たかが宗教で戦争になってしまうのも理解できる。
いつの日か、親指シフトがアップル製品の純正キーボードとして採用され、
それが世界標準になる日を夢見て、私はきょうも親指シフトキーボードを打ち続けるのである。


ついでにいうと、自転車の変速レバーにも
サム(親指)・シフターというのがあるが、
私のはグリップシフトばかりである。なんちゃって。