態度を養う(2)

しつこく書くが、「態度を養う」という日本語はおかしい。
少なくとも、美しくはない。
内心のことは関知しないが……と逃げている感じが卑怯だ。


ワタシは長いこと、仕事で「語学力を養う」とか、
「精神を涵養する」とか「人材を養成する」とか、
あることないこと書いてきた。いわばその道の権威と
いってもいいくらいだ(当社比w)。
しかし、「態度を養う」などと書いたことは一度もない。
ヘンだからだ。
態度というのはあくまで「見かけ」であって、内心の
ことまでは分からない。見かけだけよくしても、中身のない
人間はダメだろ、やっぱ。


と、ここまで書いてきて、ふと思い当たった。
「人は見かけが9割」というではないか。
「女は見かけが10割」という本もあった。
そうか、いまや見かけが全ての時代なのかorz
そういう意味では、あんな法律が通ったことも
頷けるなあ……と言ってみたりして(^^;)