意外にも。

結局、なんだかんだケチつけながら、紅白を見てしまった。
前半は知らん歌手ばかりで退屈。
しかし後半はおなじみの演歌陣の存在感が圧倒的で、
阿久悠の曲を森・五木・和田・石川が歌ったことで、テーマの
「歌の力」が浮き彫りになった。
謡曲の良き時代の歌詞には、やはり力がある。
前半の曲には、10年後に聴く価値があるだろうか?
というわけで、今回の紅白は、意外にも良かった。


といっても、昔見た頃のわくわく感はない。マンネリのなかで、
ほんの少し光明を見出した、くらいの感じではある。
やっぱり、オオトリを美空ひばり三波春夫が務めていたころが、
ワタシにとっての、最高の紅白である。


それと良かったのは、いつものどっちらけのコント(と言える
のかどうか)がなかったこと。鶴瓶の司会も、好感が持てた。
鶴瓶といえば「家族に乾杯」だが、毎週流してるテーマソングなんかを
紅白で歌うなよ、さだまさし!(^^;)