森博嗣

映画「スカイ・クロラ」の原作を書いた森博嗣が、
いまちょっとマイブーム。ほとんど知らなかったのだが、
著書を検索すると、200冊くらい出てくるからビックリ。
最新作「小説家という職業」を読むと、小説家は実労働に比べて
割のいい稼ぎの得られる仕事であり、自分はビジネスとして
書いていた、とはっきり言う。
小説を書くときも、ポリシーとして、誰にも受ける大当たりを
目指すのではなく、限られた層の、確実に読んでくれるターゲットを
想定して書いたという。なにしろ、某国立大学の助教授だし、
理系の人だから、小気味いいくらいの割り切りぶりと説得力が印象的だ。


で、「自由をつくる 自在血生きる」という本を読むと、意外にも
ワタシとの接点があった。この人も一日一食だという。
既に20年以上になるが、まったく健康で、病院に行ったこともないし、
薬さえ飲んだことがない、という。ちょっとうれしくなった。


もっとも、この人とワタシの共通点は、これだけである。
億単位の新居を建てたというところや、自宅の倉庫には
ポルシェをはじめ、スポーツカー数台があるというところ、
いまもさくさく印税が入ってくる……なんてところはさっぱり
似ていないのだ。ちょっと哀しい……orz
てなわけで、目下「スカイ・クロラ」に挑戦中であります。