イルカ

クローズアップ現代で、映画「ザ・コーヴ」の問題を取り上げていた。
それがハリウッド的エンターテインメントのごとく作られており、
地元・太市町の人達がまるで悪人のように描かれ、イルカ漁と
それを眺めて涙する白人女性のカットが別撮りであることなど、
とにかく「最初に結論ありき」で作られたものであることがうかがえた。


欧米人にとっては、とにかく「かわいい、頭のいいイルカを
殺して食べる」というのが許せないのだろうか。だったら、
牛さんはどうなるのか。頭が悪くて、可愛くないから
殺して食べてもいいのか? これは差別ではないか?
ワタシなど、牛さんのつぶらな瞳を思い浮かべると、とても食べようなんて
気にならない(といいつつ、お昼に松屋で牛丼を食べてしまったw 思うこととすきっ腹は別だ)。牛や豚をさんざん食べておいて、他の動物はダメ、
というのは典型的な“バカの壁”を感じる。


太市町は、どうすればいいものやら途方に暮れているとのことだが、
とりあえず英語のHPを作って、抗議と反論をすればいいではないか。
英語のできるスタッフがいないというなら、それこそネットで募集すれば、
有志が集まってやってくれるだろう。
ちなみにタイトルのcoveとは、「入江」の意だそうな。この騒動で知った、
唯一の有益な知識かも(^^;)。