最初で最後?

最近、ツタヤのサービスで「シリーズもの第一巻無料」というのを
活用しているのだが、どうもどれもパッとしない。
たとえば「デクスター」。
主人公がマイアミ警察の鑑識官だが、じつはシリアルキラーで、
悪質な犯罪者を殺していく……という設定は面白いと思う。
しかし、血が飛び散り、肉をバラバラにする……なんて残酷描写が
毎回登場するので、閉口してしまう。
話もやたら暗いので、どうも続きを見る気が起きない。これが
シーズン8まであるのだから、いやはやもう絶句。


スパルタカス」も、やたら血が飛び散るし、むだにエロい場面が
多い。こんなの、テレビで放映していいのか?と思ってしまう。
役者もなんだか安い感じの人ばっかり。


ある意味いちばん残念だったのは、「ブラック・リスト」だ。
設定はまるっきり「羊たちの沈黙」のいただきだし、ヒロインの
女性捜査官にもたいして魅力がない。それはまあいいとして、
ビックリしたのは、もうひとりの主役がなんとジェームス・
スペイダーだったこと。最近スクリーンで見かけないと思ったら、
こんなとこにいたのか!(^_^;)
すっかり太って頭も薄くなり、まるで別人28号。最初に
パッケージの写真を見たとき、誰かわからなかったほどだ。
「ぼくの美しい人だから」「セックスと嘘とビデオテープ」の頃の
美青年はどこいった?(^_^;)という感じである。
年を重ねたからといって、アンソニー・ホプキンスのような凄みも
迫力も伝わってこないのは、俳優としての限界だなあ……ああ残念。


というわけで、ツタヤには悪いが、第一巻だけ見ておしまい、と
いう作品が多かった。
とにもかくにも、テレビサイズの俳優には魅力がない……と
いうことを、あらためて再確認したのでありました。
(「シャーロック」と「ブレイキング・バッド」は除くw)