50周年

前回の続き。

この集まりはすでに何回もやっているので、話題はいつも似たようなものだ。

「また同じこと言ってるよ」と思いつつ、こっちもちょっと違うツッコミを入れてみたりして。

繰り返しているうちにひとつの噺がだんだん熟成されていく落語の世界のような気もしたりして。

まあ同窓会なんて、こういうマンネリズムもひとつの様式美みたいなものだろう。

 

今回は、ちょっとしたサプライズが。

卒業以来ずっと会ってなかった男が初めて参加したので、その点ではけっこう新鮮な?話題が続出した。

本人は髪が白くなったぐらいで、雰囲気や話し方も学生時代とちっとも変わってないのでビックリした。

人間って、そうそう変わらないもんだなあ……。

 

それにしても、今年は入学50周年という節目?だった。50年ってあなた、昔の人なら死んでまっせ(^_^;)

「生きてきたというのは、それだけで大変なことだ」という五木寛之の言葉を思い出した。

よくまあここまでお互い無事で……と、みんなの顔を眺めて、ちょっと感慨に浸ったのでありました。