西荻痛風日記?
久しぶりに痛風が発症した。
右足の親指の付け根あたりが刺すように痛くなり、まともに歩けない。部屋の中では余った突っ張り棒を杖代わりに使用。トイレへ行くのもおおごとだ。
寝返りをうつのさえ冷や汗ものなんだから、もうとにかく四六時中大変。一度ぜひ体験してみたら?とみなさんに勧めたくなる(^_^;)
また、昔通っていた病院へ行くのか……とちょっとウツになった。そこで、なにか安直な、いや手間のかからない治療法はないかと調べてみると、「ひたすら水を飲む」という方法を見つけた。
「のんではいけない薬」(浜六郎)という本だ。
せっせと水を飲み、おしっこを出すだけ。
水をたっぷり飲んで薄い尿をたくさん出すと、尿酸が尿中に出てくれる――とのこと。これで数日で痛みは引くという。自分の若いときの体験談と、90歳の父親の実例を挙げているので、説得力は十分だ。
さっそく私も実践することにした。
30分おきぐらいに、ひたすら水を飲む。そしてトイレへ行く。これの繰り返しだ。
2、3日たつと、驚くぐらい痛みがなくなった。
5、6日経過したいまでは、足元はまだ多少心もとないが、痛みも引き、普通に歩けるようになった。自転車にも普通に乗れる。明日は、もっと良くなるだろう。
なんだ、これでいいのか――というのが正直な感想だった。
まあ確かに、患者に全部これをやられちゃ、医者は仕事がなくなってしまうもんなあ〜。痛風は生活習慣病ということになっているから、通院治療と薬でいつまでも患者を引っ張れるわけだし。
ともかく、自分の体を使って効果を実感した納得感は大きい。これからも、せっせと水を飲むようにしようっと。
もう、痛風で病院を訪ねることはないだろう。ごめんね、練馬のI先生(^_^;)
ちなみに、「のんではいけない薬」は他にもかなりの薬を不要としているので、医療・薬品業界からの反発は大きいだろう。ネットでは、けんもほろろの否定レビューも見られる。
私は業界の大勢に反抗して、我道をゆく人の意見は信用できる、と思っている。黙って業界の掟にしたがっていれば儲かるのに、あえてそれをせず、孤立無援も辞さない姿勢に共感する。ちなみに、がん治療の近藤誠サンも、そういう信用できる人のひとりだ。
というわけで、これからはコーヒーも甘いものも減らして、ひたすら水を飲む生活にするつもり。カフェに行くことも減るかもしれない。メシも食べすぎはやめて腹八分、いや五分あたりを目指したい。味気ないといえばいえるが、シンプル&ヘルシー。
コロナ後のライフスタイルとしては、けっこうアリなのではないか?――と、勝手に思っている次第であります(^_^;)