ブロックにアタック(?)
最近、ローレンス・ブロックの本にハマっている。
アメリカの作家で、サスペンス小説、探偵小説の分野では巨匠とされているらしい。
ここに至るまでの道のりは長かった。
まずは9月初めにブラピ主演のアクション映画「ブレット・トレイン」を見たのがきっかけ。けったいな日本描写などツッコミどころは多かったが、「キル・ビル」風の味付けとして楽しめた。
原作は伊坂幸太郎の「マリアビートル」で、伊坂風のテイストが意外にも映画に息づいており、そうだ伊坂もいいなと、久しぶりに読むことに。
それで殺し屋の話「AX」を読んだ。この解説で、伊坂がブロックの影響を受けている――と書いてあったので、こんどはブロックを読む気になった。
「AX」と同じ殺し屋の話「殺し屋ケラー・シリーズ」を読み始めたらこれが面白く、「殺し屋」、「殺しのリスト」、「殺しのパレード」、「殺し屋最後の仕事」、「殺し屋ケラーの帰郷」とたちまち5冊を読破。
いまは私立探偵が主人公の「マット・スカダー・シリーズ」にとりかかった。これは17作ほどもあり、ほかに「泥棒バーニイ・シリーズ」(11作)、「快盗タナー・シリーズ」(8作)などもあるので、当分退屈せずに済みそうだ。
というか、生きてるうちに全部読めるか心配なんだが。
というわけで、きょうもブロックをアタック中であります(^_^;)