おじさん、待って!

「歩けば歩くほど人は若返る」(三浦雄一郎)を読んだ。
氏は60代の暴飲暴食がたたって成人病満載の体になったが、
アンクルウエイトをつけて歩いて克服した、という。
いまでも片足6kgのアンクルウエイトに、片足2kgの
重り入り登山靴、それに重さ30kgのリュックを担いで
歩いているというから、ビックリだ。出張のときは、
この状態で代々木から東京駅まで歩いていくというから、
さらにビックリ。思わず、なぜか関西弁で「アホちゃうか?」と
つぶやいてしまった(^^;)。まあ氏の場合は、また
エベレスト登頂に挑むという目標があるのだが。


さて、これを早速わがウォーキングにも採り入れることにした。
うちにも、去年の夏に買って放置したままのアンクルウエイト
(片足1キロ)があったので、さっそくそれを装着して、
いつものお散歩コースを歩いてみた。
……う〜ん、かなりこたえる。疲れる。いわば妙齢の美女に
「おじさん、待って!」と足にまとわりつかれている感じだ。
……アンクルウエイトだけに(^^;)
これは確かに効果がある。年とると、骨粗鬆になって転び、
寝たきりになると言う話があるが、この運動は骨密度と筋力を
アップするらしいので、対策としてはかなり有効ではないか。
帰宅しても、家の中ではウエイトをつけておくことにした。
そして、ちょっとゾッとした。数年前まで、20キロ近いウエイト(肉)を
まとっていたことに……((((;゜Д゜)))ガクガクブルブル