2018-01-01から1年間の記事一覧

暑苦しい男?

「たった一人の熱狂」(見城徹著)を読む。 著者は幻冬舎の社長であり、ベストセラーメーカーとして知られる。そのメッセージと解説から成るが、いやはや、すごい熱量の押し寄せてくる本だった。 仕事、仕事、仕事……1年365日、24時間が仕事づくめ。よく言え…

彼に不可能はない?

Tジョイ大泉で「ミッション:インポッシブル/フォールアウト」を見る。 トム・クルーズの献身ぶり?がとにかく圧倒的な印象だ。 走る、転ぶ、ぶら下がる、落ちる……と、もう大変。アクションのかなりの部分を本人がやっているのがよく分かる。 プロデューサ…

横着

ツタヤのシニア無料サービスで、『アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場』を見る。 2015年製作のイギリス映画で、ドローンを使用した現代の戦争の実態を描いた軍事サスペンス。 遠隔操作でテロリストをドローン攻撃する話なのだが、目標の近くに無辜の市…

どんどん悪くなる

ツタヤの金曜日シニア無料特典で、久々に「ブレイキング・バッド」を見る。 2013年に完結したアメリカの人気テレビシリーズで、借りてきたのはシーズン5の第1巻。 これが最終シーズンであり、たしかシーズン4までは見ているはずなのだが、かなり前のことなの…

真夏の飲み会

同窓会という名義の飲み会で、早稲田へ。 これもすっかり夏の恒例(高齢?)の会合だ。 集まったのは9名。介護とか病気とかケガとか暑さとか、やはり年齢関連の話題が多いのは仕方のないところ。まあみんな変わらず元気で良かったね、と。 東京オリンピック…

アディオス

映画『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ☆アディオス』が、いつの間にか封切りになっている。 こりゃいかん、見に行かねば……と、あせっている。 しかし、前作のあのブームから18年か。 あの映画を見て、キューバ音楽の美しいメロディとノリの良さに驚いた。…

アル中の乱暴

ツタヤのシニア無料特典で、「サム・ペキンパー 情熱と美学」を見る。映画作家・ペキンパーの作品と人となりを、周囲の人や俳優が語っていくドキュメンタリー。 昔から変人であり、奇矯な言動で有名だったが、それも納得、アル中+ヤク中だったという。 日本…

最近読んだ本から

◉「平成の重大事件」(猪瀬直樹、田原総一朗著) 猪瀬 「そういう意味で、外から襲 ってくる困難を天からもたらされる自然災害のように とらえる心性が、日本人にはあるのではな いか。戦争 でもそう です。関東大震災 でほぼ 十万人が死ん…

安くていいモノ

高くていいモノは当たり前。安くてもいいモノを探すのが私の主義である。 そういうモノを発見したとき、じつにうれしいし、ある種の達成感すら覚えるのだ。 最近わがMUJI号に取り付けたシマノのブレーキ・BLR–550など、その最たるものだろう。 和田サイクル…

本人だもの

ツタヤの高すぎ新作で「15時17分、パリ行き」(クリント・イーストウッド監督)を見る。 パリ行き高速列車の車内で発生したテロ事件を阻止した、勇気ある3人のアメリカ人青年の話。 なにより驚くのは、主人公の3人を本人たちが演じているというところ。 演技…

いつキレる?

ツタヤの夢の旧作で、『スウィート17モンスター』(2016年、ケリー・フレモン・クレイグ監督)を見る。 (粗筋――ウィキより) 高校2年生のネイディーン・フランクリン(演:ヘイリー・スタインフェルド)は、自己嫌悪しがちで、妄想から来る喋りが止まらない…

インターフェース

ブルーレイレコーダーなるものを導入してみた。最近は値段もこなれてきて、安すぎて買う気が起きないくらいだったが、ハイビジョンを見慣れた目には、これも必要かなと。 ついでにケーブルテレビのチューナーも新しいのに替えてもらった。 このツープラトン…

そろそろおしまい?

「ワンダー 君は太陽」のあと、せっかく来たんだから……ということで、「ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー」も見てしまう。 俳優の魅力がないせいか、ストーリーが今市なせいか、画面が終始暗いせいか、あるいは日本–ベルギー戦でむりな夜更かしをし…

Wonder

Tジョイ大泉で、「ワンダー 君は太陽」を見る。 (粗筋――ウィキより) オーガスト(オギー)・プルマンはトリーチャーコリンズ症候群が原因で顔の形が変形しており、長らく入退院を繰り返していた。容態が安定したオギーは学校に通うようになるが、クラスメ…

暗い国?

ワールドカップの日本–セネガル戦は熱中して見たものだが、その勢いを駆って、直後のコロンビア–ポーランド戦も、つい見てしまった。 なにしろ負けた方が一次予選敗退という、絶体絶命の崖っぷちなので、どっちも必死でやってるのがわかって、じつに面白かっ…

組み合わせ思考

「アメリカ本土を爆撃した男」(倉田耕一著)を読む。 1942年9月、零式小型水偵に搭乗して伊25潜水艦から飛び立ち、オレゴン州に2度にわたる爆撃を加えたパイロットの人生を描く。 これは、アメリカ合衆国本土に対する史上唯一の航空機による爆撃であるとか…

店頭で

過日、夜中に自転車で吉祥寺ドンキへ行ったら、店先で激しく転んでしまった。まさに店頭で転倒。 暗いせいもあって、原因はなんだかよくわからない。なにかに乗り上げたか、すべったかしたようだ。 ころんだ際、ハンドルの端が左胸の下あたりに当たってしま…

shoplifter

Tジョイ大泉で、「万引き家族」を見る。 なかなか面白かった。是枝監督の演出手腕は円熟の境地といった感じで、飽きさせずに2時間を引っ張る。 家族関係がちょっとわかりにくいのだが、あまり余計な説明をせず、観客の想像に任せるところなど、いかにもフラ…

迷ったら……?

「定年後の知的生産術」(谷岡一郎著)を読む。 著者は社会学者で、某私大の学長でもある。 毎年、入学式で新入生に言うのは、 「やるかやらんか、迷ったらやる方を選びなさい」ということだそうナ。 著者自身、この言葉を実践してきて、トータルで大きく成…

またもサイコパス

サイコパスといえば、あの人を食った男(文字通り)・レクター博士も、どうやらそういう設定のようだ。 サイコパスの特徴として、心拍数が低く、危険な状況や緊張するような状況に陥っても、あまり変化がない、という。 「羊たちの沈黙」の前段で、レクター…

サイコパス

鳴り物入りの米朝会談だったが、大山鳴動して鼠一匹……。 なんだか抽象的な結論ばかりで、朝からテレビに釘付けにされたこっちは完全に肩透かし。 これなら、桂米朝の怪談噺でも聴いてたほうがマシだった(^_^;) ちょうど「サイコパス」(中野信子著)を読んだ…

勝手にしやがれ

ツタヤの高すぎ新作で「勝手にふるえてろ」(大九明子監督)を見る。 26歳の恋愛経験ゼロの女性がヒロインの、勘違いラブコメ。 松岡茉優が圧倒的に巧いので驚く。演技というより、地でやってるとしか思えないほどのなりきりぶり。セリフの一語一語、所作の…

クール!

22年ぶりに冷蔵庫を買った。 今までのものは東芝の220Lだったが、三菱の146Lにダウンサイジング。 冷蔵室が上に、冷凍室が下にあるのが新鮮で、ドアを開けるのが楽しい。ひっきりなしに開けるので、冷えるのか心配になる(^_^;) 静粛性に関しては文句なし。ほ…

タイムスリップ

前回の続き。 新宿へ行くのは、「御座候」を買うためだ。 これは関西の今川焼きで、でかくてあんこたっぷりなのに80円と安い。 昔は吉祥寺のロンロン(死語?)にあったのだが、撤退したため、買うには新宿高島屋まで来ないといけないのだ。 わざわざ今川焼…

中野的紐育

某日、薫風の気持ちいい日だったので、久々にMUJI号で遠出。新宿をめざす。 早稲田通りを走っていたら、中野のあたりで右側にでかい高層ビル群が見えてきた。おお、これが噂の再開発地域、新しい大学群か。 ワセダ、明治、平成帝京などが居並んでいる。 そし…

大谷中心世界

このところ、大谷翔平クンを中心に私の生活は回っている。 早い話が、とにかくエンジェルスの試合を見ることを優先しているのだ。 朝早くても起きる。夜中ならついでに起きている。 もちろん活躍した日はスポーツ新聞をチェックし、テレビのスポーツニュース…

吉祥寺化

昨今の西荻は、なぜか人が多い。とくに土日の人出には驚かされる。情報誌などで紹介されたせいか、よそ者がどっと訪れている感じだ。 オサレな店も目立つ。いうなれば、西荻の吉祥寺化が進んでいるのだ。 最近できたパン屋は、大手資本の協力を得て云々……と…

NHKを辞めて最も成功した男

「僕らが毎日やっている最強の読み方 」(東洋経済新報社)を読む。 当代きっての物知りである池上彰、佐藤優の対談本で、さまざまな情報収集と知的生産についてのノウハウを開陳している。 私は別に池上のファンでもなんでもないのだが、「小学生の頃、『…

イヤミス

ツタヤの高すぎ新作で、「彼女がその名を知らない鳥たち」(白石和彌監督)を見る。原作は沼田まほかるのミステリー。 白石監督はそもそも「凶悪」が良かったし、今度の「孤狼の血」で大飛躍した感がある。この作品も、期待にたがわぬ出来だった。 蒼井優が…

コレエダ

是枝裕和監督(55)の「万引き家族」が第71回カンヌ映画祭で最高賞パルムドールを受賞した。まずはめでたい。 「海街diary」が大好きなファンとしては、 タイトルがなんだかな〜と思って興行を心配していたのだが、これで大ヒットは間違いなし。 母親の…