2020-01-01から1年間の記事一覧

巨星

台湾元総統の李登輝さんが亡くなった。 著書や関連書籍を何冊も読んだことがあるが、まさに「日本人以上に日本人らしい」人だった。 典型的な旧制高校世代の知性、教養、高貴な武士道精神。 これらは、日本統治時代の教育によって培われたという。 「最高指…

「男と女」その後

ツタヤの高すぎ新作で「男と女 人生最良の日々」(クロード・ルルーシュ監督)を見る。 なんたって、あの名作から53年後の正統な続編である。 アヌーク・エーメもJ・L・トランティニアンも、どれだけ老けたことやら……見たいけれども、見るのが怖い!と、見…

見どころいろいろ

ツタヤの高すぎ新作で「ナイブズ・アウト」、「スキャンダル」を見る。 「ナイブズ・アウト」は、エラリー・クイーン風の推理劇。極秘の施設の内部図?が外に流出したという話かと思ったら、全然違ってた(^_^;) 大金持ちの小説家の遺産を巡って、一癖ありそ…

リモート参加

巣ごもりの時代?にふさわしいイベントを楽しんだ。 政治学者・岩田温の大阪での講演会を、You Tubeのオンライン中継で見る機会があり、ちょうど巣ごもりの連休だし雨だしということで、参加したのだ(もちろん有料)。 岩田温は毎日You Tubeの「岩田温チャ…

狂乱の日々

このひと月余りは、図書館で借りた本がかなり溜まっていて、読むのが大変だった。それというのも、緊急事態が解除されて、それまでに予約していた本がどっと入って来たため。 ふだん複数冊の同時並行読書はしているが、今回はちょっと特別だった。 毎朝、ネ…

これぞスター女優

ツタヤの高すぎ新作で「ハーレイ・クインの華麗なる覚醒」を見る。 最近多い、バットマン周辺のキャラによるアクション映画で、主演はマーゴット・ロビー。 彼女がひたすら魅力的で、白塗りの道化師のような派手なメイクと、はっちゃけた言動のヒロインに目…

寄生虫

ツタヤの高すぎ新作で、話題の「パラサイト」(ポン・ジュノ監督)を見る。 この監督には「殺人の追憶」(2003年)でビックリさせられた。 なにしろその年のベスト1が「ミスティック・リバー」(C・イーストウッド監督)で、2位が「殺人の追憶」だな……と、…

遠くへ行きたい?

久々に街歩きの楽しさを味わった。 練馬区の図書館めぐりをしていて、たまたま西武池袋線の富士見台駅に差し掛かったのだ。 ここは初めて訪れる街。東京にウン十年住んでいても、行かない街ってあるもんだなあ〜。 池袋線沿いに細長く伸びた町並みで、そんな…

デスクトップ・ロードショー?

昨日の続き。 というわけで、Apple TV+の1年間無料視聴サービスに加入し、MacBook Airで本日公開の「グレイハウンド」を見る。 ほぼ原作通りの展開で、駆逐艦対Uボートの息詰まる対決が描かれる。元ミリオタのわたし的には満足の面白さだった。IMAXで公開さ…

出来たてホヤホヤ

「駆逐艦キーリング」(セシル・スコット・フォレスター著/ハヤカワ文庫)を読む。 (以下、概要) 寒風と波涛に抗い、北大西洋を航行する37隻の輸送船団。だが、その護衛艦隊指揮官、米海軍駆逐艦“キーリング”の艦長クラウス中佐に安寧の時はなかった。待…

UQの大義(2)

昨日に続いて、スマホの通信量の話。 うちのiPhoneでUQのアプリを開くと、高速モードと節約モードを選べるようになっている。 買ったときから高速モードになっていたので、そのままにしていたのだが、ふとネットで調べてみると、節約モードでもたいていのこ…

UQの大義?

うちのiPhoneの契約プランは、UQモバイルのSプラン(3GB)というヤツ。 基本的にケチ……いや倹約家なので、自宅ではWi-Fi接続だし、外でもフリーWi-Fiを使えるところに行くようにしている。 だから契約してひと月経つが、通信量は節約できるだろうな、とは思…

雲の上の人?

iPhoneを仕事に使おうと、iCloudで原稿書きにチャレンジした。 自宅のMacBook Airでまずラフ原稿を書き、iCloudに上げる。 外出先のカフェなどで、iPhoneでiCloudを開き、原稿を推敲する。 帰宅して、またMacBook Airで仕上げをする……という手順だ。 やって…

中間報告。

スマホ導入から1ヶ月経った。 スマホ依存症のみなさんの気持ちがよくわかる昨今である。 本を読んでいても、ついつい手が伸びて ゲームをやってしまう(ナンプレ、テトリス系)。 ちょっとだけよのつもりが、えんえんやってしまう。 困ったものだ。 アプリも…

西荻スマホ日記(6) 〜スゴ技アプリ悶絶篇〜

iPhoneを導入した理由のひとつとして、仕事に使えないか?という期待があった。文章を書くためのツールとして活用できないか……ということだ。 そこで、野口悠紀雄氏の書いた「究極の文章法」、「超AI整理法」、「AI時代の超発想法」などを読み返すと、使えそ…

格差カップル

ツタヤの高すぎ新作で、『ロング・ショット 僕と彼女のありえない恋』を見る。 主演はシャーリーズ・セロンとセス・ローゲン。美女とブ男のありえない格差カップルを描いたラブコメで、大いに楽しめた。世界中のブ男が夢に見るような話だ。 しかも絶妙のタイ…

西荻スマホ日記(5) ――テトリス頂上作戦――

iPhoneのApp Storeには、無料のゲームがたくさん転がっている。 そもそもゲームはあまりやらないのだが、テトリス系の落ち物ゲームは好きなので、レビューを調べて、面白そうなものを物色。評判のいい「TETRON」を始めた。 昔はまっていたゲームボーイと違い…

西荻スマホ日記(4)――キャッシュレス死闘篇――

iPhoneでキャッシュレス!に踏み切った。 クレジットカードを読み込ませ、スマホ決済サービス「Apple Pay」を利用できる機能だ。 カードを電話機に読み込ませるなんて、なんだか恐ろしくて逡巡していたが、まあものは試しとやってみた。 やり方はあっけない…

西荻スマホ日記(3)

iPhoneを導入して2週間近くになる。 まだ使い方は全然分かってないが、感じたことなどを。 やはり画面が小さいので、長文は書けない。せいぜいメモ程度。でも、自宅のパソコンで書いたものを、カフェへ行ってiCloudで推敲する、なんて時にはいいかも知れない…

平凡な日常、リターンズ

図書館がまた利用できるようになった。 さっそく図書館のHPにアクセスして、読みたい本をさくさくっと予約。 次々に出てくる予約確保のメッセージを目にするのは、じつに気持ちがいい。 これからまた、何冊も手元において、次から次へと読んでいく同時並行ス…

ビバ! 昭和歌謡

昭和歌謡のなかでも、「川は流れる」(1961年・仲宗根美樹)は、お気に入りの歌のひとつだ。歌詞はこんな感じ。 病葉(わくらば)を 今日も浮かべて 街の谷 川は流れる ささやかな 望み破れて 哀しみに 染まる瞳に 黄昏の 水のまぶしさ 「病葉」という雅な言葉…

西荻スマホ日記(2)

iPhoneを持って、ドトールへ。 本を読む合間に、気分転換でiTunesの音楽を聴いた。 私は昭和歌謡が好きなので、400曲ほど入れてある。 iPhoneのiTunesには、なんと歌詞の表示機能が付いている。これはうれしい驚きだった。 「川は流れる」とか「たそがれマイ…

西荻スマホ日記?

緊急事態解除を記念して(?)、長らく使っていたガラケーをやめ、iPhoneにした。 ついにスマホデビューだ。 SE2という安いタイプが出たことと、特別給付金が入るという追い風(?)もあって、まあそろそろスマホにするかと決心した次第。 まだたいして使っ…

西荻痛風日記、その後

痛風後、食生活にも変化が。 痛風対策として水ばかり飲んでいると、甘いものを食べる気にならないことを発見。最近ちょっと太り気味なのは、食後につい甘いものをつまんでしまうせいだと自覚しているので、これを利用することにした。 コーヒーや烏龍茶は極…

西荻痛風日記?

久しぶりに痛風が発症した。 右足の親指の付け根あたりが刺すように痛くなり、まともに歩けない。部屋の中では余った突っ張り棒を杖代わりに使用。トイレへ行くのもおおごとだ。 寝返りをうつのさえ冷や汗ものなんだから、もうとにかく四六時中大変。一度ぜ…

ウイルス関連

◉ステイホーム 最近の流行語?「ステイホーム」だが、 私には「捨ていホーム」と聞こえる。 まるで火宅の人になれ――と言われているような気が……。 私は檀一雄か(^_^;)。 ◉自由律俳句のパロディで、いまの気分を詠んでみた。 「分け入つても分け入つても青い…

昨日の映画

ツタヤの高すぎ新作で「イエスタデイ」(ダニー・ボイル監督)を見る。 主人公は、売れないシンガーソングライター。ある日突然、地球規模の停電が起き、自分以外は誰もビートルズを知らない状態になってしまう。新たな世界で、彼はビートルズの曲を歌って大…

おそロシア

ツタヤの高すぎ新作レンタルで「T-34 レジェンド・オブ・ウォー」を見る。 「ロシア史上最高オープニング興行成績! 興行収入40億円突破! 観客動員800万人! 2019年“全露"No.1メガヒットの世界最高峰ミリタリーアクション!」というのが売り文句だ。 脱走ものに…

数学に目覚める?

前項の余談。 イスの足を切ったところまで遡って、リプレイ! 切ったはいいが、足キャップはがっちり足先にはまっていて、とれそうもない。つまり元のキャップは使えないという事態に。はたと困惑した。 やむなく市販の足キャップを流用しようと検索。 断面…

閉門蟄居?

わが家の取り柄は、1DKとしてはベランダがわりと広くて、お花見ができること(いまは新緑)。 風が爽やかなこの季節だと、イスを出して日向ぼっこするときの気分は最高だ。ついうたた寝もしてしまう。 MacBook Airで原稿を書いたり、ネットサーフィンしたり…