2017-01-01から1年間の記事一覧

あの衝撃をふたたび?

友人のクルマに便乗して、4人で富士山へドライブ。 吉田うどんを食べ、河口湖飛行館で復元中の隼やゼロ戦、一式陸攻などを、そして自動車博物館でスーパーカーなどを見る。そして山中湖の紅富士の湯に入り、ご満悦で帰館した。 じつは2年前にも同じツアーを…

プチ・トランボ

レンタルDVDで見た「トランボ」が良かったので、その原作「トランボ ハリウッドに最も嫌われた男」を読む。B5判で450ページもある。 あちらのインタビュー本ではよく感じることだが、なんかムダなところの多い本だなあという印象。 たくさんの関係者にイン…

湯が沸くほどの感動?

ツタヤの準新作レンタルで「湯が沸くほどの熱い愛」(中野量太監督)を見る。 「死にゆく母の熱い想いと、想像もつかない驚きのラストに、涙と生きる力がほとばしる家族の愛の物語」……という、いかにもな宣伝コピーに、眉につばをつけながら見ていたが、結局…

トランボ

ツタヤの準新作レンタルで「トランボ」を見る。 バイクや自転車を乗せて運ぶミニバンが主人公の映画かと思ったら、全然違っていた(それはトランポw)。 「ローマの休日」、「パピヨン」、「ジョニーは戦場へ行った」などの執筆で知られ、ハリウッドの赤狩り…

サム・シェパード

最近、大物が次々に他界したが、その中でも惜しいと思ったのがこの人だ。 「ライト・スタッフ」で演じた孤高のパイロット、チャック・イェーガー役は寡黙で豪胆、これ以上はないというほどはまっていてカッコ良かった。 ワタシの選ぶ 極私的ベストテン「映画…

未体験ゾーンへ

図書館通いが生きがいのワタシ。 興味のある本は少しでも早く読みたいので、3つの区の図書館を並行利用している。 毎日それぞれのサイトを開き、予約の混み具合をチェック。 予約の減り方を予測し、A図書館が混んでいるようだと、B図書館で予約し直したり………

やはり美男美女

ツタヤの高すぎ新作レンタルで「マリアンヌ」(R・ゼメキス監督)を見る。 ブラッド・ピット、マリオン・コティヤール共演のスパイ・サスペンス。 妻がドイツのスパイではないかと疑いをかけられ、その真偽をつきとめようと、夫が奔走する……という話だ。 そ…

はまり役

「ジョン・ウィック Chapter2」を見る。 キアヌ・リーブス主演でヒットした、アクション映画第2弾。 これまでになかった、カンフーとガンアクションの合体(ガンフーというらしい)による超接近戦闘が今回も斬新な印象で、主人公はあれよあれよという間に、…

メリル化

「スティーブ・ジョブズ」で気になったのが、ジョブズの有能な補佐役を演じたケイト・ウィンスレットだ。 ジョブズと男女の関係があったのかなかったのか判然としないが、 ビジネスの場における同志的結合で、時には反発したり逆らったりするも、 よきパート…

いい仕事をたくさんした男

ツタヤのレンタルで「スティーブ・ジョブズ」(ダニー・ボイル監督)を見る。 映画は3部から成り、時代順にジョブズの行ったMacエキスポでのプレゼンテーション直前の裏事情を描く――という構成が面白い。娘との確執、周囲との軋轢を通して、「魅力的だが、あ…

若干の疑問

「アウトサイダー」(F・フォーサイス著)を読む。 「ジャッカルの日」などで知られるスリラー小説の大家の自伝。 「ジャッカルの日」は無類に面白かったが、これもひけをとらないほどの面白さで、あっという間に読了した。 イギリス空軍のパイロットという…

イヤミな男

「芥川賞の偏差値」(小谷野敦著)を読む。 歴代の芥川賞全作品をレビューしているが、なにしろ小谷野は博識と薀蓄で ネチネチとイヤミを言うのが売りなので、褒めているものはほとんどない。だから、読書ガイドとしては全然役に立たない(笑)。 とくに2014…

崖っぷちの男?

Tジョイ大泉で「ハクソー・リッジ」(メル・ギブソン監督)を見る。 太平洋戦争の沖縄戦で衛生兵(Combat Medic)として従軍したデズモンド・T・ドス(英語版)の実体験を描いた戦争映画。デズモンドはセブンスデー・アドベンチスト教会の敬虔なキリスト教徒で…

凄腕

ツタヤの高すぎ新作レンタルで、『ザ・コンサルタント』を見る。人気作らしく、ブルーレイが出払っていたので、仕方なくDVDを借りた。 同じ料金なのにと業腹だったが、まあベン・アフレックの間延びした長い顔を 高精細画質で見ても仕方がないか、と思い直し…

円熟

CD「あなたと共に生きてゆく 〜由紀さおり テレサ・テンを歌う〜 」を聴く。 文字通り、由紀さおりがテレサ・テンのヒット曲をカバーしたニューアルバムだ。 ヒットした前作の「1969」は、歌謡曲にも由紀さおりにも、 こんな鉱脈があったのか!とビックリさ…

ブルジョワ(2)

紀ノ国屋が賑わっているのを見て、ふと不安になった。 それはスタバの進出だ。 ブルジョワな紀ノ国屋に客が来るなら、うちにも来るだろう!と踏んで、西荻に出店する……かもしれない。 いまや中野以西の中央線でスタバのないのは西荻ぐらいだろう。 (こまか…

ブルジョワ?

西荻の駅ナカに紀ノ国屋がオープンしたので、野次馬根性で行ってみた。 夜8時くらいだったが、黒山の人だかり……入場制限のため、 入口付近に大勢並んでいる。 並んでまで入る気もなかったが、幸いすぐ入れた。 品揃えは、たしかにいいもの、珍しいものを置い…

デジャブ

「アメリカ側から見た東京裁判史観の虚妄」という本を読み始めたら、なんだか既視感のある内容……。 Macで日記を検索したら、去年借りていたことが判明。 この手の本はいろいろ読んでいるので、ごちゃまぜになってしまったようだ。 タイトルも似たようなのが…

自己犠牲

それにしても、思い返すと「七人の侍」の前半は面白い。 それぞれの特技とキャラを持った侍が一人ずつ集まってくるプロセスには、わくわくさせられる。 そこでふと思った。 これは、日本以外では成立しにくい話ではないのか?と。 大した報酬ももらえないの…

新旧比較

ツタヤの高すぎ新作レンタルで「マグニフィセント・セブン」を見る。 あまり期待せずに見たのだが、やはり今市今仁の哲チャンだった。黒澤のオリジナルはもとより、スタージェスの「荒野の七人」にも及ばない。 そもそも、リーダー役がデンゼル・ワシントン…

ずっこけ

「晩春」で一番ずっこけたのは、父親・笠智衆のセリフだった。 終盤、「お父さんとずっと一緒にいたいの」と訴える娘・原節子に、父親は、じっくり結婚の意味をさとすように話して、説得する。そして念を押すように、 「お父さんはもう56だ。お父さんの人生…

発見

ツタヤの旧作レンタルDVDで、久しぶりに小津の「晩春」を見る。 何度も見ているが、何度見ても面白い。 今回再認識したのは、原節子の美しさだった。 父親の再婚話を聞いたときの娘(原節子)の硬直した表情と態度が、ドキッとするほど怖い。そして美しい。 …

水飲み生活(2)

前にも書いたが、水ばかり飲んでいると、スィーツなど 食べる気が起きない。 コーヒーにはケーキが、お茶には饅頭が欲しくなるが、 ただの水には甘いものは合わないので、そんな気にならないのだ。 これは思わぬ副産物だった。肥満防止に、経費節減に、一石…

水飲み生活

痛風には水を飲むのがいい――ということから、水に興味が湧いて、水関係の本を何冊も読んでみた。 「水をたくさん飲めば、ボケは寄り付かない」(竹内孝仁著)によれば、 認知症の予防と治療に、水を飲むのは効果的だと言う。 一日1.5リットルの水を飲ませれ…

重曹を飲む

「のんではいけない薬」(浜.六郎著)を読む。 医者の出す薬が、いかに無用なものかを大胆に斬りまくっている。 その中で、痛風の対策として、「重曹を飲むといい」という話が出ていた。 重曹には利尿作用があり、1日1回、コップ1杯の水に3〜5グラムを入れ…

希望のいぶき?

マンガ「空母いぶき」(かわぐちかいじ)が面白い。というか怖い。 尖閣諸島を狙う中国が与那国島に上陸、自衛隊と陸海空にわたる全面戦闘が始まる……という近未来SF。 あっちもこっちもバタバタ死んでいく。 なにせこのジャンルの巨匠たるかわぐち先生なので…

ゾウの像ができたぞう

吉祥寺駅北口に、象の「はな子」の銅像が完成したというので、さっそく見に行ってみた。 全長2.5メートルの、堂々たる偉容。みんな写真を撮りまくっていた。 広場に置かれているので、待ち合わせのランドマークとして大いに役立ちそうだ。 渋谷のハチ公みた…

誰も知らない

5月5日は自転車の日……やっぱり誰も知らないようだ。 なにしろ自転車屋さん(某和田サイクル)さえ知らないんだから、 道は遠いなあ。まあこれからに期待しようっと。 自転車といえば、最近の注目は、道路に描かれた自転車ナビマーク。これはいい! 自転車は…

自転車の日

みんな知らないだろうけど、5月5日は自転車の日なんだと。 5月5日は「自転車の日」 国交省、活用推進へ呼びかけ 2017年5月2日00時11分 車への依存を減らし環境や健康などに配慮するため、自転車の活用を目指す「自転車活用推進法」が1日、施行された。施…

派手さ

ツタヤのレンタルDVDで、「レジェンド 狂気の美学」を見る。 60年代のロンドンを舞台に、実在した双子のギャングの盛衰を描くドラマだ。 これは、ひたすらトム・ハーディのひとり二役を見る映画だった。 話は既視感のあるもので、演出もメリハリがないが、と…